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side:A

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ぎゅうぎゅうと抱きしめてくるアズール。それは2人が出ていったあとも続いて。
抱きしめ返して頭を撫でると、擦り寄ってきた。


「アズール。ほら、シャワー浴びておいで」

「……そうします」

「待ってるから」


ようやく離れたアズールはシャワールームに消えていく。

さて、何しようかな。そう考えながらも手は動いて、シガレットケースを取り出す。火をつけてソファーに座った。机の上に広げられている参考書を片手で拾い上げると、魔法薬学について小さい文字で色々書かれてある。

アズールが見てたページは……。高価な魔法石を生み出すものだ。……?違うところにしおりが挟まってる。なんだろ?
しおりを頼りにページを開けば、授業でまだ習っていないところだった。予習してたのか。熱心だな。


黙々と読み進めていると、温い手が首を撫でる。それに手を重ねれば、参考書は抜き取られてしまった。


「僕の可愛い人。少しだけ付き合ってもらえますか?」

「ふふ、いいよ。俺の愛しい人」

「……なんです、その可愛い返事は」


簡単に抱き上げられて、ベッドに下ろされる。ちゅ、と軽いキスをされて笑った。恋人繋ぎをして首に顔を寄せると、アズールはそこにもキスをした。
鎖骨を噛んで、吸い上げられて。それから目を合わせると、また唇を食んでアズールは満足そうに笑う。


「我慢するのは今日で最後ですから」

「うん。ごめんね」

「いえ、いいですよ。我慢した分、たくさんもらいますから」


俺としては程々にしてほしいけど。まあ、今回はいっぱい我慢してもらったからな。

仕方ないか、と笑ってアズールの手を引く。そのままベッドに倒れ込むと、ぎゅうと抱きしめられた。


「おやすみ、アズール」

「おやすみなさい、A」

当日とフェスティバル→←***



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(プロフ) - もち。さん» 実は仲良しさんなんです。本編には全く出てこない設定でした。3人はやきもち焼いてますが、マクミランくんには言っていないという……。今度書いてみようと思います!続編でもよろしくお願いします! (2021年2月3日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - ツノ太郎とも仲良し!!あの三人がまた嫉妬しちゃう!!でもそんな様子がみたい!!!とはしゃいでしまいました笑マレウスはそんな様子を興味深そうにみてそう…続編も楽しみです。長いの大好物なので寧ろ嬉しいです!気長にお待ちしてます! (2021年2月2日 8時) (レス) id: 8c9f19759d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くっは!さん» ありがとうございます!!更新頑張りますね! (2021年1月12日 2時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
くっは!(プロフ) - ぐっ………す"き"た"あ"あ"あ"あ!!!!!続編おめでとうございますっ!!!! (2021年1月8日 22時) (レス) id: 4461b1fc8d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にょるさん» かなり長かったと思いますが、お疲れ様です。尊敬だなんて照れますね!ありがとうございます〜!更新頑張りますね! (2021年1月4日 2時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年1月2日 2時

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