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ふーんって聞き流そうとすれば、周りが騒がしくなった。


「今、ロイヤルソードアカデミーって言ったか!?」

「あの気取った奴らの仲間が来てるって!?」

「なんだと!?どいつだ!すぐ追い出してやる!!」

「おっと。それじゃ、タルトも食べたし。俺は帰るとするかにゃ。フッフフーン♪」


すーっと消えていくチェーニャさん。寮生が追いかけようとしてるけど、透明になったんだから追いかけれないでしょ?
騒がずお菓子でも食べればいいのにね。

リドル寮長が呆れたように口を尖らせる。NRCの生徒は高確率でRSAの生徒を敵視してるらしい。100年も負け続けてるからだって。


「まーまー!お祝いの日にそんな暗い話はナシナシ!今日は『なんでもない日』のパーティーを楽しもうよ」

「にゃっはー!腹がはち切れるまでごちそうを食ってやるのだー!『なんでもない日』、バンザーイ!」


そうだね、満喫しよう。フォークを片手にケーキを取り寄せる。グリムが僕の膝の上に登ってくるから、座りやすいように膝を揃えた。


「A!オレ様、あのケーキが食べたいんだゾ!それからチーズタルトも!」

「はいはい、お菓子は逃げないからゆっくりね」

「またグリムはAくん困らせて……。Aくんもグリムほっといてもいいからね」


ユウくんが呆れ顔をするから、クスクス笑う。グリムは甘えただから、仕方ないよね〜。そう言いながら頬を撫でると、目を細めた。モンスターだって言ってたのに、これじゃあまるで猫だよ。

グリムにフォークを渡せば、モグモグとケーキを食べ始める。ユウくんにも促して、僕もケーキを頬張った。


「楽しんでもらえてるみたいだね」

「はい。今日は招待してくれてありがとうございました」

「うん。……もし、キミがよければなんだけど。また招待してもいいかな?」

「もちろん!」

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(プロフ) - もち。さん» ただいま戻りました!ちゃんと仲良くなれるといいんですが……。ありがとうございます。頑張りますね! (2020年10月5日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - おかえりなさい!!お待ちしてました!ジャックくんと主人公たしかにそりが合わなそう。勝負に対する考え方真逆ですもんね。どう関わってくるか楽しみです!応援してます! (2020年10月4日 17時) (レス) id: 5b70128490 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - akneさん» ただいま戻りました〜!これからも頑張りますので、どうぞよろしく! (2020年9月26日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
akne(プロフ) - お帰りなさい!無理せずゆっくりでいいですよ!いつまでも待ってます! (2020年9月25日 22時) (レス) id: b4edb87e83 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ポコポコさん» そのためのこの小説ですので……お楽しみくださいませ (2020年9月4日 14時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年8月30日 3時

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