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「いやいや、そんな目で見ないでよ、Aちゃん!」

「だって……」

「このタルトは甘くないから悪くない、だろ?」

「えっ?」


……ということは、ケイト先輩って甘い物好きじゃない?マジカメ映えを意識してるだけで、そういうの得意じゃなかったり?

トレイ先輩が暴露した秘密に、慌てるケイト先輩。誰にも言ったことないってケイト先輩は言う。


「『ドゥードゥル・スート』を話のネタにするフリでよくケーキの味を変えさせるだろう?全然顔には出さないけど、もしかしたら甘い物が嫌いなのかなとずっと思ってた」

「あ〜……バレてたんだ?うわ、はっず……」


眉間に皺を寄せてケイト先輩はぐうと唸った。まあ、キッシュ焼いてもらえるみたいだし、いいんじゃないかな。

ウンウンと頷きながら、コーヒーを飲む。これも美味しいな。アズール先輩が出してくれたのとはちょっと違う。苦みが強めで、味がハッキリしてる。
コーヒーに舌鼓を打ちながら、クッキーに手を伸ばすと、目の前でクッキーが消えた。消えた!?


「ふんふふーん♪トレイのお菓子はいつ食べても絶品だにゃあ〜。モグモグ」

「チェーニャ!なんでここに!?」

「ん?『なんでもない日』だからお祝いにきただけさ。おめでとう、リドル」


チェーニャさんか。神出鬼没な人だな。
そう思いながら、食べ損ねたクッキーを取る。チョコチップクッキーも美味しいけど、僕はバタークッキーの方が好きだな。


「そういえば、結局オマエはどこの寮なんだゾ?」

「そもそもチェーニャはうちの学園の生徒じゃない。ナイトレイブンカレッジの長年のライバル学校、ロイヤルソードアカデミーの生徒だ」

「えぇっ!?違う学校の生徒!?」


ライバル学校とかあったんだ。ロイヤルソードアカデミーって名前からしてキラキラしてるね。ロイヤルってところとか、特に。

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(プロフ) - もち。さん» ただいま戻りました!ちゃんと仲良くなれるといいんですが……。ありがとうございます。頑張りますね! (2020年10月5日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - おかえりなさい!!お待ちしてました!ジャックくんと主人公たしかにそりが合わなそう。勝負に対する考え方真逆ですもんね。どう関わってくるか楽しみです!応援してます! (2020年10月4日 17時) (レス) id: 5b70128490 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - akneさん» ただいま戻りました〜!これからも頑張りますので、どうぞよろしく! (2020年9月26日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
akne(プロフ) - お帰りなさい!無理せずゆっくりでいいですよ!いつまでも待ってます! (2020年9月25日 22時) (レス) id: b4edb87e83 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ポコポコさん» そのためのこの小説ですので……お楽しみくださいませ (2020年9月4日 14時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年8月30日 3時

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