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だから、勝手に動いたって言ってたんだ。自分で動いたわけじゃないから。
「ボクも階段から落ちかけた時、無理矢理操られたような感覚はなかった」
「ってか、そんな魔法……犯人を捜すの無理ゲーじゃん。どうする?」
「人を操れる魔法……ハッ!オレ様もそれを習得すれば、毎日人を操って学食のパンを独り占めできるんだゾ!」
「もう。グリムはご飯のことば、かり……」
パン?そういえば……。
デラックスメンチカツサンドのとき。あれってグリムを操って交換したんだとしたら?ラギーさんが魔法の使い手ってことにならないかな?
ユウくんも辿り着いたらしく、あ、と呟いた。
「あ゙〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
グリムが大声を出す。広い食堂にもそれなりに響いて、みんなびっくりしていた。
「オ、オレ様、知ってるんだゾ!そのユニーク魔法使うヤツ!」
「なんだって?」
「犯人はラギー・ブッチだ!」
「ラギーって……サバナクロー寮の?」
「まさか、ラギーさんだとは」
どうしてだろうね?
首を傾げていると、話を聞くってことになっていて。証拠もないのに、話してくれるかな?
「ええっと、ラギー・ブッチくんは2年B組だね」
「2人とも、ご協力感謝する!」
「ありがとうございました」
「おお。なんかよくわかんねーけど、頑張れよ〜!」
慌ただしくする僕たちにカリム先輩はケラケラと笑って手を振ってくれた。隣のジャミル先輩は呆れていたけど。
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怜(プロフ) - もち。さん» ただいま戻りました!ちゃんと仲良くなれるといいんですが……。ありがとうございます。頑張りますね! (2020年10月5日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
もち。(プロフ) - おかえりなさい!!お待ちしてました!ジャックくんと主人公たしかにそりが合わなそう。勝負に対する考え方真逆ですもんね。どう関わってくるか楽しみです!応援してます! (2020年10月4日 17時) (レス) id: 5b70128490 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - akneさん» ただいま戻りました〜!これからも頑張りますので、どうぞよろしく! (2020年9月26日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
akne(プロフ) - お帰りなさい!無理せずゆっくりでいいですよ!いつまでも待ってます! (2020年9月25日 22時) (レス) id: b4edb87e83 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - ポコポコさん» そのためのこの小説ですので……お楽しみくださいませ (2020年9月4日 14時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜 | 作成日時:2020年8月30日 3時