番外編【双子が幼児化】 ページ15
しゅーさんリクエストです。双子が幼児化してマクミランくんがお世話する話。
side：A
＊＊＊
「というわけで、ジェイドとフロイドが幼児になりました」
「なんで俺が世話すんの？」
「解毒薬作ってきます」
俺の質問に答えることもなく、アズールは双子を押しつけて早々に出ていく。俺の膝くらいの双子の前にしゃがみこむと、訝しげに見られた。
記憶がないのか？なら、自己紹介からだな。
「俺はA。アズールの……友人？だ」
「タコちゃんの？」
「そうなんですか」
そう言うとすぐに警戒心は消える。ニコニコと笑う双子を抱えてひとまず部屋に入れた。
とはいえ、小さい子の世話なんてしたことがない。何をすれば良いのか、さっぱりだ。
うろちょろ動き回るフロイド。ジェイドは教科書を見て首を傾げていた。それも飽きたのか、俺の膝に座る。丸いオッドアイが俺を見上げて、きゅうと細くなった。
「ねえ、ジェイド。A、キレーだね」
「ええ、フロイド。キラキラしてますね」
「そうか？」
大きく頷いて満足そうに笑う。俺の胸元を手で握って、頭を擦り寄せた2人。
小さくなったといえども、あんまり変わってないように見えるな。こうやってくっついてくるところとか、いつも通りだ。
頭を撫でると、2人は嬉しそうに頬を緩ませる。お話しして、と強請るフロイドは、急かすように服を引っ張った。
「話、ね。じゃあ、アズールについて話そうか？」
「タコちゃんじゃなくて！」
「Aについて聞きたいです」
「俺？あー、俺か」
期待の眼差しを向ける2人。視線を上にやって、何を話すか考える。
俺のこと。普段のこいつらなら知ってることしかないな。いや、さすがに前の世界のこととか知らないけど。
きゅうきゅうと引っ張られている服が伸びる前に、口を開いた。
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怜(プロフ) - リザさん» ありがとうございます！！気をつけますね！ (2020年7月10日 15時) (
レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 色々疲れて体調崩さないようにしてください(>_<) (2020年7月10日 12時) (レス) id: 5d727ab8ad (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - Rioさん» 良かったです！！私も書いててちょっと楽しくなってしまいました……リクエストありがとうございました！更新頑張ります！ (2020年7月10日 11時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
Rio - ﾝﾝﾝ！とてつもなく良かったです！！マジで！リクエストに応えてくれて本当にありがとうございます！もう男主、尊い。ゲームに出てきてくれないかな(笑)これからも頑張ってください！ (2020年7月10日 7時) (レス) id: a03ea3f041 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - うまるんさん» こちらこそありがとうございました！気に入っていただけて良かったです！テスト勉強お疲れ様です。ご自愛くださいね。更新頑張ります！ (2020年7月10日 0時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年6月28日 0時
