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デュースも反論する。いくら対策ノートをもらっても上位50位に入れないって。実際入ってるやついるじゃん。そいつらより勉強を怠った自分が悪くない？
話を聞くのに飽きたのか、フロイドがまた耳朶に触れる。ピアスをひっかいて、もたれかかってきた。
「こら。ちゃんと立て」
「もぉ、疲れた〜。支えてぇ、シャチちゃん」
甘え声を出して、フロイドが擦り寄る。帽子がずり落ちそうになっているのを直してやって、よろけそうになるのを必死で耐えた。
というか、自分より小さいやつにもたれかかっても、腰痛めるだけだろ。
ため息をついて、フロイドの頬を軽く叩く。
「いたぁい」
「痛くしてない。ほら、きちんと立って」
そんなことをしているとやっぱり目立つのか、エース・トラッポラたちと目が合った。あいつらは目を瞬かせると、口をはくはくと動かす。なになに？
た、す、け、て、く、れ？……俺が？なんで？
視線を逸らすと、名指しで話しかけられた。
「A先輩！オレたち、困ってるんですけど！」
「おや、お知り合いですか？」
「ユウ絡みでね。………だから、なに？」
「だからなにって…。助けてって言ってんすよ！」
なにあいつ、生意気、とフロイドが呟く。だろ？本当にエース・トラッポラは嫌いなんだ。
そう呟くと、絞める？と聞かれた。
首を振って、笑う。
「これから労働してもらうイソギンチャクだからね」
「あはっ。そのシャチちゃん、ちょー好き」
上機嫌になったフロイド。アズールに話を続けるよう促して、腕を組む。
すすすっと隣に移動してきたジェイド。見上げると、にこやかに笑って、フロイドとは反対側の肩に顎を乗せる。
いや、重い。二人分はさすがに重い。
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怜(プロフ) - ララーサさん» ありがとうございます〜！更新頑張りますね！ (2021年1月6日 17時) (
レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
ララーサ - ヤンデレ最高♪僕的にはもっと狂ってほしいですね♪ (2021年1月6日 0時) (レス) id: 60e0ce23dd (このIDを非表示/違反報告)
ララーサ - ズブズブ、オクタ色に染まっていくのを見るのちょー楽しい♪男主君の性格が悪くなるのも面白すぎ♪ (2021年1月6日 0時) (レス) id: 60e0ce23dd (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - パーソナリティーは殴りあわない！！さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！ (2020年9月3日 19時) (レス) id: aa4ac3f208 (このIDを非表示/違反報告)
パーソナリティーは殴りあわない！！ - えー！待って最高控えめにいってもどう足掻いても最高大好きです！応援してます！！！ (2020年9月3日 7時) (レス) id: 0f8c4e7ebd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年6月6日 15時
