今？ ページ30
〈光啓Side〉
千晃に挨拶がしたくて真司郎の家に行った。
千晃はベットに寝こみ、ゼーゼーと息をしていて、苦しそうだった。
千「だっ…ちゃん？A？」
「千晃無理しなくて良いよ、辛そうだね。」
俺が千晃のお腹に手を添えようとしたその時。
光「っ…」
その手を直也くんの手に止められてしまった。
千晃も、真司郎も驚いた顔をした。
いや、まさか…嘘、だろ？
直「A、ゼリー買いに行こうか？ちーの。」
「ん？良いよ？」
直也くんが何事も無かったようにAを外に連れ出そうとする。
真「千晃、日高に話してもいいか？」
千「う、ん。」
そんなにAに秘密にすることなのだろうか。
光「分かってるよ千晃。妊娠したでしょ？」
その言葉に真司郎は頷いた。
光「秘密にする必要はあるのか？」
真「千晃の意思。ドームは立つよ、NYPのステージをAAA8人として最後の活動にする。」
光「…なんで内緒にするんだ？俺達仲間だろ？」
千「2人には…私に構わないでとことん前に進んで欲しいの。AAAはここからなの。私が抜けても、あの2人にはこのグループを守って欲しい。お願いだから言わないで…」
光「…本当にどっちも自分勝手なんだな。女子ツアーだって控えてた。だけど、俺は千晃の意思を尊重しようと思う。産まれてくる子供に罪はねぇし。だけど、きちんと宇野とAには話してやれよ。あいつら楽しみにしてるんだから。頑張れよ。」
千「ごめんね、だっちゃん。」
そう言うと彼女は寝た。
真「ごめんな、」
光「いや、大丈夫だ。」
気持ちの整理がつかないだけ。
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れもん(プロフ) - ニカ姫さん» ありがとうございます、嬉しいです！ (2017年6月16日 14時) (
レス) id: 68c4d35087 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - 今のＡＡＡは８人ですから見てます最高 (2017年4月14日 12時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2017年1月28日 1時
