【USSS】転校した先で、恋をしました。【Snr】

すき. 43 ページ47

*貴方side



今日は瀬戸くんに｢用事があるから｣と連絡をもらい、1人で電車に乗って登校した。

部活は相変わらず順調に進み、遂に7月、明日は集会当日。

心なしか昨日からみんながピリピリしている気がする。

緊張感っていうか...なんというか...

朝の誰もいない教室で1人唸っていると、



？｢おはよーっ！！！｣


『！？...まふくん、びっくりするよ...』


ま｢ほんと、反応が面白くてさwwwごめんごめん！www｣


『絶対思ってないよね！？』



部員とはかなり仲良くなったので、よく絡むようになった。

それでもまふくんや瀬戸くんはいつも練習や生徒会などでいなくなり、朝は少し寂しくなる。

...と思っていたら。


ま｢ボク今日は朝練やめて、ちょっとのんびりしようかな〜って。

...何か悩み事があるの、？

これでも一応部長だからね！なんでもいっt｣
そ｢まふ〜......ってあれ、姫野じゃんおはよう｣


突然現れたそらるくんがまふくんを遮る。

...何か用があったんだろうか。


『お、おはよう』


ま｢そらるさん、今めっちゃボクいいとこだったんですよ、部長っぽいところ...｣

そ｢俺も今日のんびりしたい気分だからさ〜ちょっとここお邪魔するね｣


そう言って、私の隣の志麻くんの席に座った。



ま｢無視ですか｣

そ｢...いいじゃん｣


2人が仲のよさは、見ているこちらが和らぐ。


...案外私も、明日のことで緊張していたのかもしれない。



『...まふくん、なんもないよ！

じゃあ、、今日はちょっと話そっか、笑』



他愛のない話で盛り上がり、他の部活が朝練を終えたのを確認して別れた。

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