すき. 34 ページ37
*貴方side
?「おーい千里ー!おっせーぞー!」
瀬戸くんと中庭に行くと、既に3人の男子がいた。
瀬「ごめーん!w
あ、今日この人も一緒でええ?」
瀬戸くんが私を差すと同時に、3人の視線が一気に集中する。
『あっ え...っと
姫野 Aっていいます...』
ビクビクしながら男子を見てみると、
...ん?なんか見覚え...
志「おー、Aやん!」
『え、川崎くん!?』
初めは直視してなかったから分からなかったが、川崎くんも3人のうちの1人に入っていた。
?「へぇ、噂の転校生...」
?「よろしくねー」
『あ、よろしくお願いします...?』
瀬「いや自己紹介してや」
華麗なツッコミが入ると、少し身長が高めの人が笑った。
...ツボ浅そう...()
坂「ごめんね、坂田 優っていいます。
気軽にさかたんって呼んでや!」
う「高橋 渉っていいます。
あだ名がうらただから、うらたんとかどーぞ?」
『さかたん...と、うらたん?』
う「そーそー♪よろしくねー」
自己紹介(?)も終わったところで、座って食べることにする。
場所は、
うら|さか
───────
せん|私|しま
瀬戸くんと川崎くんに挟まれてます。どうしよう。
...というか、流石男子。食べ始めると早い。
少し無言が続き、口を開いたのは瀬戸くん。
瀬「それで、話っていうのはな?
俺ら、部活でバンドやってん。
姫野は入りたい部活とかある?」
自分は、歌を歌ったり絵を描いたりするのは好きだ。
でも、運動系を好まない、否、出来ないため文化部にしようとは思っていた。
『んー、特にないかな...』
その言葉を聞いた瞬間、さかたんがキラキラした目を向ける。
坂「ほ、ほんまに!?」
『ほ、ほんと!』
う「じゃあさ、俺らのバンドのマネージャー、、やってくれない?」
『...え』
まって、マネージャーって何するの?
そもそも、今から入ってしまって迷惑にならないのだろうか。
瀬「姫野は音楽...好き?」
『うん!歌ったり聴いたりするのは大好きだよ!
...あ、』
思わず真剣な目で瀬戸くんに言ってしまい、顔が熱くなる。
「大好き」とか...例え意味は違っても恥ずかしい単語だよね...うん...()
志「じゃあちょうどええんちゃう?」
志麻くんが私を挟んで瀬戸くんを見る。
瀬「...そうやな」
そう言った瀬戸くんの顔は少し赤かった。
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稀乃(プロフ) - 夜宵さん» コメントありがとうございます!そうなんです、年下組も好きなんですけど、裏千家好きですよ〜! (2017年12月27日 13時) (レス) id: fc19b0be79 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵(プロフ) - 作者さん、裏千家好きなんですか!?仲間です!! (2017年12月25日 11時) (レス) id: 1949129761 (このIDを非表示/違反報告)
稀乃(プロフ) - 世界崩壊轟さん» コメントありがとうございます!理想の学校をつくらせていただきました( (2017年11月22日 17時) (レス) id: fc19b0be79 (このIDを非表示/違反報告)
世界崩壊轟(プロフ) - センラさんイケメンだし、夢主ちゃんかわいいし、イケメンと美少女しか出てこないなんて、この学校最高かよ。 (2017年11月21日 19時) (レス) id: c47e759a56 (このIDを非表示/違反報告)
稀乃(プロフ) - 生にくさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです;; 更新と捉えて大丈夫でしょうか...!笑 頑張ります! (2017年9月24日 17時) (レス) id: fc19b0be79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:稀乃 | 作成日時:2017年5月23日 22時