【USSS】転校した先で、恋をしました。【Snr】

すき. 29 ページ32

*貴方side





朝から盛大に、スマホから流れる音楽。



自分の好きな曲を目覚ましにセットするのは、本当に気持ちがいい。





転校したての学校は、やはり楽しみで仕方ない。



身支度を済ませ、ドアを開いた。






｢いってきます｣







────────





駅で、立って電車を待っていた。





あと3分後にはつくはず...




そう思っていた時、いきなり声を掛けられた。





？｢ひーめのっ おはよ｣





『！？ あ、瀬戸くん！おはよう』






ふふー、びっくりしたー？とか言いながらにこにこしてる彼は、ちょっと女子友達みたいに思えてくる。






瀬｢乗る電車同じやったら、毎朝会えるやんな〜



クラスは同じやけど俺生徒会の仕事多いし...｣






(ま、またさらっとそういうこと言う...)






そして、普段の行動から忘れてしまいそうになる。瀬戸くんは生徒会長。






『そっか...忙しいもんね笑


会えるね。(ﾆｺｯ』






私が言うと、瀬戸くんは目を見開いて、制服の袖で顔を隠した。




...何かあった？





それを眺めている間に電車が近づく音。






瀬｢あ、ほら！電車来たで！乗ろ！｣





『え！？あ、うん！』







勢いに押され、後に乗り込む。






...あーだめだ、やっぱりこの時間は人が多い...






瀬｢あ、｣



瀬｢気分悪なったら言うてな？｣







首を傾げて言う瀬戸くんに、思わず心臓が跳ねた。






『も、もう大丈夫だよ！多分...』





瀬｢無理せんといてw｣







2人で電車に揺られながら、学校へ向かった。









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追記:誤字を修正しました。

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