【USSS】転校した先で、恋をしました。【Snr】

すき. 19 ページ21

*貴方side



自己紹介が終わると、委員会決めが始まった。




瀬戸くんは最初から生徒会であるため、選ぶことは出来ないらしい。





皆は黒板の前に行き、ネームプレートを貼りに行く。








黒板には、体育委員や図書委員、保健委員や給食委員...まだまだたくさんあり、選ぶのは難しそうだ。







担任｢お、姫野。委員会決まるか？｣






『!? っあ、迷い中...です』







委員会によっては、一学期の行事によって内容も変わるだろう。よく分からない私は、みんなに混ざって佇んでいた。






...ていうか、いきなり話しかけてくるの心臓に悪いからやめてほしい。←







(ん〜図書委員...とかいいかも)









志｢A〜！！｣








『ﾊｲｯ!?』







急に話しかけてきたのは川崎くん。もう、本当に心臓に悪い...





ていうか、名前呼びだったっけ。なんて曖昧な記憶で首を傾げる。









志｢も〜びっくりしすぎやろ〜w





あんな、俺、Aの声すごい綺麗やと思うねん。広報委員って、掲示物の掲示だけじゃなくて、昼の放送係やねん。




どう？やらん？？｣








川崎くんは、いつもと同じくキラキラした目で私を見る。








(声が綺麗、...か)









『..うん、やってみたい...！』








志｢ほんまに！？俺も毎年広報委員するねん！！｣









全員の名前が埋まった黒板には、広報委員で被っている人はいなかった。








隣を見ると、ガッツポーズをした川崎くん。








志｢よろしくなっ((ｺｿｯ｣









私は、満面の笑みで大きく頷いた。

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