【USSS】転校した先で、恋をしました。【Snr】

すき. 9 ページ11

『よろしくお願いします、川崎くんっ』









すると彼は私の目をじーっと見て、楽しそうな顔で言う。









志｢敬語だめや！タメ！！これから仲良くなるんやからなー？？｣









そう言うと、差し出された手。









これはきっと、“握手”









『うん、よろしく！』









川崎くんが差し出した手をぎゅっと握り、握手をした。









川崎くんはにこっと笑う。









...楽しい日々が過ごせる、そう確信した。









...すると、









“ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ……









チャイムが鳴ると同時に、教室が一瞬ざわめいた。








そして、瀬戸くんがあっと声をもらす。









瀬｢休憩ー！



ちゃんと1時間目の準備してから休憩してやー｣









またもはーいと一斉に言うこのクラスの団結力といったら...








皆は恐らく準備をしているのであろう机をガサゴソし、それぞれが席を立った。







...あれ？









......なんで皆こっちに向かってくるの









？｢姫野さーん！！どこから来たのー？｣


？｢仲良くしよー！｣


？｢趣味は？！｣









『えﾞっ、と...』









そうか、転校してきたらこうなるか...とか1人で冷や汗をかきながら必死に頭を回転させていた。









『ちょ、ちょっと待ってくださ...』









次々と来る質問の山に、耳が対応してくれない。聖徳太子だったら...()









困り果てていると、手をパンと叩く音が聞こえた。









瀬｢はーいそこまでー。姫野困っとるやろー？1人ずつな。




あと、学年始めの学活の時間、姫野のために校内案内にしてもらったんやけど行きたい人おる？｣









瀬戸くんがそう言うと、皆が一斉に手を挙げた。








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どうも、ｷﾉです。漢字は稀乃です。(めっちゃどうでもいい)(すごくどうでもいい)



お気に入り作者登録数や、お気に入り作品登録数がとても増えていて...とても嬉しいです、ありがとうございます！


これからの瀬戸くんという名のセンラさんにきゅんきゅんしていただければ幸いです...()


うらさかも後々出てくるのでこたぬきさん坂田家さんお待ちください...()

すき. 10 *瀬戸side→←すき. 8

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