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〈今夜、空いてる？〉
セフンさんとランチにパスタを食べに行ってから1週間が経とうとしている今日、
お昼休憩に社内食堂で唐揚げ定食を食べていると
携帯に、セフンさんからのメッセージが届いた。
セフンさんは今日は朝から外回りで、わたしが出社した時にはすでにいなくて。
これって、この前言っていたディナーのお誘いかな？
あいにく今日は何も予定はないけど....
空いてます、って返事を送ろうとしたら
また携帯がブーッと震えて
〈約束したからね〉
〈嘘はなしね〉
と、2件続けて送られてきた。
いつもの仕事してる姿からは想像出来ない、少し子供っぽい文面に、自然と笑みがこぼれた。
《空いてます》
〈じゃあ、仕事終わったら駐車場来てくれる？〉
〈今日19時あがりでしょ？〉
《そうです》
《分かりました！》
.....
『お先に失礼します』
きちんと仕事を終わらせて駐車場へ急ぐと、
車に腕を組んで寄りかかるセフンさんが見えた。
ぽーっと足元を見てるだけなのに、どうしてあんなに画になるのかなぁ....
薄暗い駐車場の頼りない蛍光灯に照らされたセフンさんは長い睫毛の影を頬に落としていて思わず見とれてしまうほど儚かった。
私のヒールの音に気付いたセフンさんは顔をあげて
一瞬ふわっと微笑むと助手席のドアをあけてくれて
中に入るととても暖かかった。
「ちゃんと来たね、よし。」
『こ、こないと思ってたんですか？』
「んー....俺の好きな人は無理ばっかする頑固な子だからね。
可能性は五分五分とみてた。」
『っ、や、約束.....したので.....』
「ふふ、それでこそ俺の惚れた女。」
さらっと好きな人って、惚れた女って、言った....
セフンさんは、私の心をいつもかき乱す。
意地悪言うし
強引だし
頑固だし。
でも、でも.....
結局最後はいつも優しくて....
....ううん。
強引なのも
頑固なのも
全部、私のためだった。
最初から最後までいつもセフンさんは優しかった。
甘える、甘えない
それ以前に、だんだんとセフンさんに惹かれ始めてることを
まだ、私は気づいてなかった。
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みの(プロフ) - バニラ仮面さん» わーんバニラ仮面さん（ ; ; ）またまた暖かいお言葉ありがとうございます！(o^^o)これからどんな風にお話が転がっていくのか....うふふ(^^)頑張って書いていきますね！本当にありがとうございます〜！(o^^o) (2017年2月21日 23時) (
レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ仮面 - 更新嬉しいですぅ(^.^) 『私』がどのように口説かれるのか楽しみ♪一方のジョンインは なんだかせつない分、早く真相知りたい ！ (2017年2月21日 19時) (レス) id: 2aaf31c6b1 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - バニラ仮面さん» バニラ仮面さん、コメントありがとうございます！わぁぁ、そんなに読んでくださったんですか〜〜( ；∀；)ほんとにとっても嬉しいです！ありがとうございます(o^^o)なるべく早く更新できるよう頑張ります〜！ (2016年11月6日 3時) (レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ仮面 - このお話が大好きです(^^) もう暗記してしまうほど読みました(^^) これからも楽しみです (2016年11月5日 22時) (レス) id: 2aaf31c6b1 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 滑さん» 滑さん、またまたコメントありがとうございます( ；∀；) お待たせして申し訳ありません〜っ！ 少ないですがあげさせていただきます！(^^) 頑張ります〜〜！ (2016年11月5日 14時) (レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
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