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朝目覚めると、だいぶ頭の痛みは引いていて
熱もなかった。
食欲もあるし、うん。大丈夫。
しっかり朝食を食べて、カフェに行く前に薬局に寄って薬を買う。
9時50分にカフェのドアを開けると、見慣れた
大好きな後ろ姿が目に入った。
店員さんに待ち合わせの旨を伝えて、
ジョンイナの座るテーブルへ向かう。
『ホットコーヒーください』
席に着くと、ジョンイナはまっすぐ私を見つめて
JI「....ごめん、昨日。」
『ううん。』
どうして来てくれなかったのか、なんて
わざわざ聞くまでもない。
あなたのその顔で、
これから言われるであろう言葉で
来なかった理由なんて、分かるから。
カバンから買ったばかりの薬を取り出して、
水で飲みこんでいる時も
コーヒーが運ばれてからも
ミルクと砂糖を入れても
ジョンイナは口を開かない。
スプーンでかき混ぜてる私のコーヒーをじっと見て
固く口を結んでる。
『.....話が、あるんでしょう？』
そう言うと、肩をピクッとさせて、私を見て
それから薬の入っていたアルミのゴミに目を向けた。
JI「....か、ぜ....引いてるの？
....もしかして、昨日....のせい...？」
『....ジョンイナには、関係ない。』
JI「....そっか、ごめん。
ごめんね、A...
俺、他に好きな....人がいる....
だから....
だから、別れて...？」
泣くな。
泣くな、私。
両手を膝の上で、爪が食い込むほど握りしめて
涙をこらえる。
なんでそんな辛そうなの？
どうして確認するの？
さっさとフッて、さっさと出て行ってくれればいいのに。
私がイヤって言ったらどうするつもりなの？
....そんな事、言えるはずないのはわかりきっているけれど。
『....わかった。
今まで、ありがとうジョンイナ』
イヤだよ.....？
ほんとは別れたくない
ジョンイナが好きなのに。
ジョンイナは他の人が好きなんて。
こんな残酷な事って、ある？
ううん、違う。
今ここであなたを引き止めたとして
あなたは、他の人を想いながら、私と付き合い続けるんだよね？
他の人を想いながら、私の名前を呼ぶんだよね？
.....絶対、そっちの方が残酷。
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みの(プロフ) - バニラ仮面さん» わーんバニラ仮面さん（ ; ; ）またまた暖かいお言葉ありがとうございます！(o^^o)これからどんな風にお話が転がっていくのか....うふふ(^^)頑張って書いていきますね！本当にありがとうございます〜！(o^^o) (2017年2月21日 23時) (
レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ仮面 - 更新嬉しいですぅ(^.^) 『私』がどのように口説かれるのか楽しみ♪一方のジョンインは なんだかせつない分、早く真相知りたい ！ (2017年2月21日 19時) (レス) id: 2aaf31c6b1 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - バニラ仮面さん» バニラ仮面さん、コメントありがとうございます！わぁぁ、そんなに読んでくださったんですか〜〜( ；∀；)ほんとにとっても嬉しいです！ありがとうございます(o^^o)なるべく早く更新できるよう頑張ります〜！ (2016年11月6日 3時) (レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ仮面 - このお話が大好きです(^^) もう暗記してしまうほど読みました(^^) これからも楽しみです (2016年11月5日 22時) (レス) id: 2aaf31c6b1 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - 滑さん» 滑さん、またまたコメントありがとうございます( ；∀；) お待たせして申し訳ありません〜っ！ 少ないですがあげさせていただきます！(^^) 頑張ります〜〜！ (2016年11月5日 14時) (レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
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