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ベッキョンside
まだ少しヒリヒリする手をさすりながら
でかい中庭の、木の陰にひっそりあるベンチに寝転がる
なんでこんな事になっちゃったのかな
俺がやっぱり悪いの？
....悪いのかなぁ
つまんない意地張っちゃったから
謝りづらくなっちゃって。
俺がごめんって言えば
絶対Aも、ごめんねって言ってくれるんだ。
授業が始まる鐘がなって
あー、サボっちゃった、なんて思ってたら
『べっちゃん！！』
って、Aの声が聞こえた。
え、幻聴？だよな
だって、あいつ真面目だから
俺 く 授業
だろうし
『...べっちゃんみっけた』
あれ？
幻聴じゃない、って思って体を起こすと
息を切らしてぽろぽろ泣いてるAが目に映った
「A....」
『べっちゃんなんで電話出てくれないの』
「電話？」
あ、ケータイ....家だ...
『私なんかと話したくないってこと？』
「え？」
『私なんか、素直じゃない私なんか
嫌いになっちゃったの？』
「違...」
両手を横でぎゅって握りしめて
ぽろぽろ頬を伝う涙も拭わないで話し続けるA
『わ、私があげたシャツなんか着たくないから今日Tシャツなの？...っひっく』
「な、違うよ」
『わた、私、べっちゃんと別れたくないよ....っぅ』
立ち上がって、
小さく震えるAを抱きしめる。
『べ、べっちゃん...』
「ばーか、別れるわけないじゃん」
『...っう...ふ...ぅ』
「話したくないわけないだろ
この2日間ちょーつまんなかったんだぞ。
ごめん、ケータイ忘れてきたの。」
『...ひっく...っん』
「シャツね、俺アイロンかけらんなくて。
着ようと思ってたんだけど、しわくちゃでさ。
せっかくのAからの誕生日プレゼントなのに、着たくないわけないじゃん」
Aがやってくんなきゃ、
Aがいてくんなきゃ、
シャツ１つも満足に着れないんだよ、俺。
『うぅぅ〜...ごめ、ごめんねぇ
アイロンしなくてごめんね』
そこかよ...笑
「んーん、俺もごめん」
『べっちゃんごめんねぇ...っ
鍵、ありがとうぅ...』
「いーよ、もう仲直りしよ？」
『〜っする...っ』
「はははっ、ちゅーする？」
『する....』
ちゅっ、って軽い口付けをすると
Aはやっと泣き止んで、涙に濡れたキラキラした目を細めて笑った。
やっぱりAは笑顔が1番いい。
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みの(プロフ) - めりーさん» 初めまして、めりーさん！コメントありがとうございます！数ある作品の中から私のお話をみつけていただいて、その上とっても嬉しいお言葉本当にありがとうございます(o^^o)応援すっごく嬉しいです\(//∇//)\頑張りますね！(o^^o) (2016年8月4日 3時) (
レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
めりー - はじめまして。たまたま見つけて短編一気にすべて読ませていただきました。どれもキュンとしてそれぞれメンバーの特徴もよく出ているのでスイスイ読めちゃいました〜面白いです(o^^o)また来ますね。執筆頑張ってください。陰ながら応援してます！ (2016年8月3日 16時) (レス) id: 740e7ec61f (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - ももたろうさん» ももたろうさん、コメントありがとうございます！ジョンインさんのお話は書いててすごく楽しかったので、そう言ってもらえてとっても嬉しいです〜（ ; ; ） 大好きって、、、うぅ、本当にありがとうございます！(T_T) (2016年8月1日 23時) (レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
ももたろう - ジョンイン君、さすが胸キュンポイントをわかっていますね(笑)みのさんのお話、可愛くて大好きです(^.^)ジョンインのタオルを使っての感想がとくにツボで・・・きゅんきゅんでした〜笑 (2016年8月1日 22時) (レス) id: cecc1bba60 (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - NeVeさん» NeVeさんんん！！！お久しぶり！！！お久しぶりです！！！ もう本当嬉しいです！！！（ ; ; ）もう！！NeVeさんは私を泣かせるプロですよぅ！！(T T) 涙で前が見えない....！！ 本当にありがとうございます（ ; ; ） (2016年5月21日 23時) (レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
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