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弐話 ページ3
今回潜書してもらうのは
壱 北原白秋
弐 織田作之助
参 志賀直哉
肆 中原中也
の4人
私がこの図書館に着任した頃からいてずっとお世話になっている先生方である
「今日行って頂くのは ほ-4、当世書生気質 です。
先生方なら余程大丈夫だと思いますが、もし何かあれば無理はしないでくださいね」
「勿論だよ。でも僕達もそこまで柔じゃないからね、舐めて貰っては困るよ」
「それは頼もしいですね」
「お司書はん、はよやろうや！ワシは何時でも大丈夫やで！」
そう言われ先生方を見やると皆さんも同じような感じだった
「先生方、大丈夫ですね？それでは、お願いしますね」
「では、行ってくるよ」
そう言って先生方は有碍書への潜書へ向かった
続く
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作者名：結月 | 作成日時：2022年1月30日 2時
