【原神】私は私じゃない《第一章》 (ページ15)

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パイモン「おぉ！ここはモンドの家の中だ！」

夜蘭「へぇ〜」

アンジェラが門をくぐるとモンドの家の中になっていた

主(ここは…アカツキワイナリーのかつての私の部屋だわまさかここが現れるなんて)

──

子供の頃の主〈……どうしてみんな離れて行ってしまったの〉
とても重苦しい感じの声が響いた

主(これは…葬儀の日の…)

メイド〈…お嬢様そろそろお時間です…〉

子供の頃の主〈わかった…〉

ここで会話は終わっている

旅人「この部屋、どこかで…」

主(まずい！写真が置いてある)
急いでアンジェラは部屋の机の上に置いてある写真立てをひっくり返した

パイモン「どうしたんだ？」

主「なんでもないわ」

忍「アンジェラは、モンド人なのか?」

主「えぇ」

旅人「もしかして、どこかで会ったことあるのかもね」
パイモン「たしかに！オラ達ちょっと前まではモンドで冒険してたんだ!」

夜蘭「でもその服装、モンドの物じゃないわよね」

主(余計なこと言わないでよ!)
夜蘭を睨む

一斗「おまえよぉ、こいつが可哀想だろ!いつまで、疑ってんだ！」

煙緋「でも、確かに服装は違うな」

主「そんなことより！出口を探しましょうここで時間を使ってしまっては勿体無いわ」

煙緋「それもそうだな」

一同はここを離れ元いた場所へ戻る

パイモン「うぅ」
頭を抱えて唸っている

主「大丈夫？」
旅人「大丈夫？」

パイモン「オラちょっと頭痛いぞ…」

忍「少し休むか」

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写真の中に写っていたのは

ディルックとガイアの間にシンティアがいる写真だった

まだ青年だった2人と

今と全く変わっていない背丈のシンティア(アンジェラ)が写っている

シンティアは歳をとっていなかった