出会いは突然に (ページ9)

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食べ終わり、メンバーはテレビやお風呂の準備をしている

私は食べ終わった食器を持ち、キッチンへと向かう

TH｢ニヒヒ、手伝う～！｣

JN｢あ、ごめんね、僕がやるから良いよ｣

YOU｢お構いなく、お皿の場所とか把握しないとですし｣

JN｢じゃあ、お願いしちゃおうかな｣

TH｢俺も居るからヒョン、先良いよ｣

JN｢珍しい、いつもやらないのに｣

行ってきマースと、嬉しそうに声を上げてお風呂に向かったジンさん

YOU｢私が洗いますね、テヒョンさんは拭いてもらっていいですか？｣

TH｢OK！｣

洗いながら、テテさんは私とオッパの馴れ初めを聞いてきた

恥ずかしい気持ちも有りながら、誰にも言ったことが無かったから聞いてもらえることが嬉しかった

TH｢なんか、凄い出会いだね｣

YOU｢偶然って怖いですね｣

TH｢怖い？｣

YOU｢あ、なんと言うか、一つの奇跡が幸せを引き起こすって、凄いじゃないですか｣

TH｢そうだね～｣

うんうん、何てニコニコ首を縦に振るテテさん

YOU｢テヒョンさんは、好きな人居ないんですか？｣

TH｢俺は居ないよ～

ていうか、ココに彼女とか女の人連れてきたのホソギヒョンが初めてだよ～｣

YOU｢え、そうなんですか？？｣

TH｢俺等は一応アイドルだから｣

その言葉を聞いて、少し複雑な気持ちになった

彼等には、ファンが居て私みたいにこうやって近くに居る事さえ難しい人達が沢山居るんだ

なのに、私みたいなのが一緒に暮らすなんて果たして良い事なのか

ホソクオッパにも沢山のファンが居て、ココに生活している

凄く申し訳なさと、彼等の暖かい優しさに涙が溢れた

TH｢ふぇ？！どうしたの？洗剤目に入っちゃった？！｣

私の目から大粒の涙が、零れ落ちるのを見て慌てふためくテテさん

それに気づいたリビングでテレビを観ていたオッパとユンギさんがキッチンへと入ってきた

SG｢どうした！｣

HS｢おい、何かしたのかよテヒョン！｣

TH｢ヤー！違いますよ！｣

YOU｢ぐす ..何でもないんです｣

TH｢ごめんね？俺が何かしたら謝るから｣

HS｢やっぱお前！｣

YOU｢違うんです！テヒョンさんは悪く無いですから｣

SG｢取り敢えず、こっち来て座れ｣

3人で、リビングへ移動する

さっきまで部屋に居たジョングク君とジミンさんも何事かと出てきて

お風呂から上がったジンさんは何かを察したのか黙って残ったお皿を洗ってくれる