出会いは突然に (ページ6)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:5,874 hit

#06 ページ6

.

人目を避け、彼を家の中に招いた私

HS｢遅くなってごめん｣

YOU｢ううん｣

...

電話では話せるのにいざとなれば何も言葉が出てこない

沈黙が続いて、切り出してきたのは彼の方だった

HS｢あのさ、、その～お願いが..｣

YOU｢ん？な、なに？｣

HS｢俺の所にこない？｣

YOU｢へ？どこ？｣

HS｢宿舎 ... ｣

YOU｢へぇぇぇ？？？｣

HS｢前から決めててさ、マネヒョンにも話つけてたんだ｣

YOU｢まってまって、えええ？｣

HS｢急だよな...ごめん｣

YOU｢うん、すこし時間欲しいかな｣

HS｢そっか、わかった (ﾆｺ｣

次の日が仕事の彼はマネージャーさんに連絡して、近くまで迎えに来てもらって帰っていった

YOU｢どど、どうしよ..｣

会えた嬉しさと突然の話で頭がパンクしている

YOU｢落ち着け自分落ち着け｣

こうやって、独り言を言ってる時点で私の精神状態はおかしいと思う

すぐに彼から家督が来て携帯を開く

HS【ゆっくりでいいから

メンバーも、俺も皆お前を守るよ】

YOU【ありがと】

HS【今日は会えて嬉しかった、おやすみ】

はー、おかしくなりそう

でも、行きたい

身寄りのない私がココを出ても何も問題は起こらない

親が居るのに居ないんだから。

それを考えると、何故だか涙が込み上げてきて、彼の暖かさがまた蘇ってきた

人肌がきっと恋しかったんだと実感した

行く。決めた

私の決心は早かった

だけど、後悔しない自身もあった

数日後

HS｢よーし、忘れ物ないか？｣

YOU｢ないよ！｣

HS｢よし、いざ出陣～！｣

YOU｢w いつの時代？｣

彼が用意してくれたトラックで宿舎へと向かう

YOU｢うーわ、うーわうーわ.....｣

HS｢早く入って｣

私は帽子に髪の毛を入れ、マスクをして性別が分からないように変装をして中に入った

もちろん、ファンがどこで見ているかわからないから

YOU｢お邪魔します...｣

｢あ～！！！！きたきた～！！！！｣

ドタドタと足音がし、走ってきたのはフニャっと笑う笑顔が素敵な方

HS｢やー！ジミナ床が抜けるだろー！｣

JM｢ひょーん！酷いですよ｣

彼の後ろから覗いてる私に気づいて目を丸くしてみる彼

JM｢わわ！ヒョンに勿体ない....｣

JH｢ん？ (ﾆｺ｣

JM｢はーい、とぅいまてーん｣

靴を脱いで彼と一緒に入っていく