出会いは突然に (ページ5)

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ホソクオッパと出会って約3ヵ月が経った

HS【電話しよ】

YOU【うん】

毎回電話をする時はオッパの一言から始まる

Pllllll...

YOU(もしもし)

HS(もしもーし！)

相変わらずテンションの高い貴方。

YOU(仕事お疲れ様)

HS(バイトお疲れ様)

今日はなんかいつもと違って話が進まない

YOU(ありがとう)

HS(何かあった？元気なくない？)

YOU(ううん、何も無いよ)

HS(俺はね今日、テレビ取材だったんだ)

知ってるよ

貴方に出会ってからテレビも録画して、LIVEには行けないけどDVD買って

全てホソクの為にしてるの

知らない分けないでしょう？

YOU(ねえ、今何考えてる？)

HS(今？ Aの事かな)

いつもそう、本当なのかわからないその言葉。

YOU(私も。)

HS(え？、)

YOU(ううん、何でもない)

HS(言ってよ、はっきり言ってくれないと分からないよ

ねえ、俺の事好きって分かってるよ？)

YOU(なんで、)

やっぱり私の心なんて見え見えで、貴方は何でも知っている

HS(分かり易いから)

YOU(好きだよ、オッパ

私は、どうしたらいいの)

HS(付き合おう)

一粒の涙が傳う。

YOU(うん、)

HS(や～！これでも恥ずかしいんだぞ？)

YOU(こんな私でいいの？)

HS(御前じゃないと嫌だよ。)

YOU(会いたいよ)

初めての我が儘。

この言葉を言うのにどれだけの時間が掛かっただろう

HS(今どこ？)

YOU(家)

HS(住所は？)

YOU(ソウル市×××〇〇〇01---..)

HS(すぐ行く)

そう一言、言い残して電話は切れた

本当に来るの？

手が震えて

涙が溢れ出す

今までの鎖が全て解けたように崩れ落ちる

1時間が経ち、心配でベランダから外を覗く

YOU｢本当に来た｣

走って来る貴方、顔は見えないけど、直ぐに分かった

私が一番会いたかった貴方だった。

直ぐに階段を下りて飛び出した私

HS｢はぁ、お待たせ｣

白い息を吐きながら、白い顔をほんのりと赤く染めた貴方が立っていた

YOU｢会いたか、、｣

手を引かれ、抱き寄せられた

HS｢ずっとこうしたかった｣

YOU｢会いたかったよ、オッパぁ、、ぅっ、｣

泣きながらオッパの首に手を回した

此処が家の前だという事を忘れ、誰が見ているとかも全て考えずに力いっぱいホソクに泣きついた

これからが始まりだ。