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YOUside
家に帰って、携帯を開く
あ、ホソクさんだ
JH【よ!】
YOU【どうも】
今更送ってもそんな早く帰ってこないだろ
ベッドに寝転がって友達にも返信をする
あーまただよ
【彼氏がね〜...】
また自慢 はいはい。
色んな人に適当に返しているとホソクさんから返信がきた
あら、思ったより早い
JH【今日帰れた?】
【名前聞いてなかったね
なんていうの?】
YOU【大丈夫です】
【コ・Aです】
JH【良かった〜】
【何歳?】
YOU【高校3年生です】
心配してくれてたんだ
JH【若い〜彼氏いるの?】
質問攻めじゃんw
YOU【いません】
JH【へ〜たくさんいい子いるのに付き合わないの?】
YOU【モテないので】
JH【え〜?俺は可愛いと思ったよ】
お世辞か
アイドルなんて色んな人にそんなこと言ってるんでしょう?
YOU【そんなこと無いですよ?】
JH【じゃあ、俺と付き合おう!】
は?いきなり?
頭大丈夫なのこの人
YOU【無理です】
JH【だよね? w】
アイドルの彼女なんて私に務まるわけがない
YOU【すみません】
JH【気にしないで〜
でも本気だったよ?】
不覚にもキュンとしてしまった
YOU【私には重いです】
JH【そんなことないよ?
俺は君がいてくれるだけで十分】
そんな事言われたら揺らいでしまう
けど、私には恋愛ができない理由がある
しちゃいけないんじゃなくて私自身がトラウマがあるからだ
高校一年の時、年上の彼氏と付き合っていた
出会いは学校。
高校一年の春、入学した当初
出来てまもない友達に紹介されて付き合った先輩。
大好きで、毎日一緒に過ごしていた
ある日、彼氏に電話をかけた
YOU (もしもし?CDいつ返せばいいかな?)
彼 (はっ、もしも、し?
い つでも 、 いいよ?)
何か不自然と感じた私
YOU (大丈夫?)
彼 (ん、、)
少し息が荒くて、詰まった感じの喋り方だった
すると、聞き覚えのない女の人の喘ぎ声のようなものが聞こえた
YOU (ねえ、今何してんの?)
彼 (S〇X)
は?思考が停止した
否定して欲しかった隠して欲しかった
彼 (お前ガキだから疲れた)
行為を止めたのか、整った声で言われて私は携帯を落としてしまった
それから学校を休むようになって
今やっと毎日通えてる状況にある
過去のトラウマ
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作者名:ボブ | 作成日時:2016年1月20日 20時