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『バクハツAサン‥スキデススル‥』
「おはようA」
『バクハツAサンスキデススル』
「朝から頭大丈夫？」
昨日は散々な目に遭った。
あの鸚哥、意味の分からない言葉を言い続けるだけでなく私の昨晩の夢にも出てきて
「バクハツ スキデス Aサン スル」
それは呪文のようにガチガチに脳を固めた。
掻き乱しやがって。
口癖になったじゃないか。
私を見つめる同期はそろそろ私の頭が逝ったことを心配しているらしい。
ああそうです、頭逝きました。
バクハツしてますAサンスキスギテ。
ははっ。
「顔やばいことになってるよ」
『鸚哥め‥』
「聞いちゃいない」
『くそっ』
こちらとしましては寝不足で人の話なんておちおち聞いてられるほどの余裕はない。ほぼ皆無。
だから世界よ、今日は私に優しくして欲しい。
静かにいこう。それ以上は何も望まない。
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「「きゃーーーー！！！！」」
『なにっ？！』
「あっ来たみたい！！」
『何が？！鸚哥？！』
「選りすぐりのエリート！」
オフィス中に広がる女子の悲鳴。
だからその金切り声は朝からキツいんだって。起きちゃいない脳をいじめないでくれよお願いだから。
隣にいたはずの同期はまるであの鸚哥のようにパタパタと羽を広げて彼という止まり木に飛んで行った。
鸚哥って尻尾生えてたっけ。
今私の目にはあの同期に尻尾が見える。
ブンブン振って、嬉しそうに。
やばいやばい、幻覚まで見るとは。
.
「パクお前見に行かないのか？」
『ああ‥はい。興味ないので』
「興味ないって‥笑
俺が言うのもなんだけどイケメンで仕事も出来るエリートだぞあの人」
『そうですか。でも自分にはあまり関係ないかなって』
「お前のそういう意外と淡白なところ好感持つわ」
『ありがとうございます？』
女子の殆どがその選りすぐりのエリートとやらに群がっているのを私だけが男共と同じように離れてその状況を見ていると先輩達が話しかけてきた。
お前は行かないのか？って質問。
いやいや。興味ないので。
私今、鸚哥でいっぱいいっぱいなので。
パク〜と男性から好感度を得た私はその日なぜか珈琲を奢られた。しかも売店の大人気の、美味しいやつ。
うわ有難い。丁度眠気覚ましたいって思ってた。
選りすぐりのエリート
あなたに興味を持たないだけでこれがもらえるらしい。
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六花(プロフ) - カナタさん» ありがとうございます(涙) ついさきほどテヒョン編を公開しましたのでぜひぜひ覗いてやって下さいね。ソクジン編もすぐに出す予定ですのでっ！これからもどうぞよろしくお願いいたします！ (2020年5月30日 1時) (
レス) id: 589f26de77 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 六花さん» そんな！そんな！！ご丁寧にありがとうございます(´；ω；`)全然大丈夫です！サイコパス的な飼い主さんなのでテヒョンが合っていると思います^^ ソクジンのも書いてくださるとお聞きして楽しみです^^ 続編楽しみにお待ちしております！ (2020年5月29日 23時) (レス) id: 684671b8cd (このIDを非表示/違反報告)
六花(プロフ) - ぽこさん» 2人を飼い主にしてしまいました‥！2人とも違う属性に当てはめて物語を展開していこうと思ってます。楽しんで頂けたら幸いです！今度ともよろしくお願いいたします。 (2020年5月29日 23時) (レス) id: 589f26de77 (このIDを非表示/違反報告)
六花(プロフ) - 月輝夜姫さん» ありがとうございます(涙)緊張に緊張でガチガチですのでそのお言葉はとても嬉しいです…。明日には出すつもりですのでどうかよろしくお願いいたします(^^) (2020年5月29日 22時) (レス) id: 589f26de77 (このIDを非表示/違反報告)
六花(プロフ) - Nさん» こんばんは(^^)ありがとうございます、そんなふうに言っていただけて…！並行して作品を作るのは緊張しますし大丈夫かななんて心配はありますが心優しい読者様が付いているので頑張りたいと思います！ジンニムも選んで良かったです！ (2020年5月29日 22時) (レス) id: 589f26de77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六花 | 作成日時：2020年5月22日 1時
