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Aside

朝、ピンポーンとインターホンの音が鳴った。
ぴくとかと思ってドアを開けるとそこには

zm「よっA!元気にしとったか??」

ゾムさんがいました。

『……すいませんがどちら様ですか?』

zm「えっ、俺のことは覚えてないん?」

『知りませんから、帰ってください。』

私は昔、現実から逃げるために死んだ。
そんなやつのことを許すはずもないだろう。それに
ゾムは私のことを結構嫌っていたし。

zm「あの、覚えてないんやったら変な事言うようですまんけど、」

zm「あん時はすまんかった。俺が馬鹿やってん。」

zm「Aが許したくないようやったら許さんでもええ。
仕返しされても俺は構わんから。」

『……何言ってるんですか、さっさとどっかいってください。』

ガチャッ

ドアの外からわーわー、と騒ぎ声が聞こえるが無視してリビングに戻る。

『ゾムさんは覚えてるんか……』

これは厄介なことになったぞ。と思いながら淹れたての紅茶を飲む。

『あっ……』

猫舌だったのを忘れていた。
ティーカップを置いて冷蔵庫にある氷を口の中に1つ、入れた。
コロコロと氷を転がしながら考える。


ゾムさん、なんで謝ったのだろうか。
彼は自分が悪いと思ってないと絶対謝るような人じゃない。(失礼だけど)
それに、なんで私がこの家に住んでるとかわかったのだろうか。
なぜ私に記憶があることを知っているのだろうか。



私はいつまで覚えていない振りを続けれるだろうか。


『はぁ……』

答えをいくら考えても、頭の中に浮かんでくるのは私が望んだ答えではなく、
たくさんの疑問であった。

いくら考えても無駄なのだろうか。
そんなことを思い始めた時、またインターホンが鳴った。

ぴくとのようだ。

ガチャッ

『はーい!』

作り笑いで彼に微笑んだ。

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にこ(プロフ) - めりぃ。さん» コメントありがとうございます!短編を載せていこうと思っているのでそういう系も全然ありです!実はこのまま皆様のコメントがなければなくそうと思っていた企画なんですがコメントしていただき嬉しいですm(*_ _)m (2020年3月24日 18時) (レス) id: d735200ae8 (このIDを非表示/違反報告)
めりぃ。(プロフ) - すいません……合作したいです…夢主ちゃん虐め倒したり、精神病ませたりする物しか書けませんが…宜しくお願いします。 (2020年3月24日 17時) (レス) id: fe38cca5e4 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - まーぶるさん» いえいえ……よろしくお願いします! (2019年9月16日 1時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - 宣伝…ありがとうございまずっ”…(泣)…これからも、めっちゃ応援してまっす!!!にこ様!!!!!! (2019年8月24日 1時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - にこさん» ありがとうございますです! (2019年8月14日 23時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:がんてつ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月1日 21時

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