昔の世界の話なんて、 【wrwrd!】

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鬱side

Aちゃんが叫び出して、しょっぴくんが出ていって……？

僕にはなにも理解出来ない。
何が起こっているのだろうか、ふたりの間で。

Aちゃんは何度呼んでも起きやしない。

うなされてて、でも、どこだか心地良さそうな。

Aちゃんの目の下には酷い隈がある。

“好きな子”がこんなになるまで気付かなかった

俺が憎かった。






《来……普通……なっ……お……。》

ut｢うぁっ……!!｣

頭が痛い、痛い、痛い。

彼女を助けられなかった、

ut｢いっ…あっっ……!!!｣

俺が、みんなが、

憎い、憎い、そして、

ut｢……っ！！｣

辛い。

ut｢はぁっ、あぁっ、｣

昔の俺も、今の俺も、

ut｢ぅぁあ、あぁ。｣

何も変わってやいないじゃんか。



あぁ、思い出した。

彼女は、Aちゃんは。

俺の大事な人。守りたい人。



二度と失うわけには行かない人。


彼女の辛い顔はもう見たくない。


みんながした酷いことを償うのはもうむりだろうけど。

ut｢……Aちゃん……｣

今度こそは、何があっても守ってみせる。

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