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_戦争だ_
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
トントンから新しく貰った書類を進めていると
ﾋﾟﾋﾟｯとインカムがなった。
《我々国幹部は至急、会議室へと集まるように、以上。》
小さな機械から聞こえてくるバリトンボイスは
いつもと違うような気がしてとても面白い。
私は早足で会議室へと向かった。
ｶﾞﾁｬ
『失礼します。』
私が部屋に入ると
もうすでに何人かの人は居たみたいだ。
ut「Aちゃーん！こっちやで！」
大先生の声をよく聞いて隣に座る。
『ありがと、大先生。』
ut「今来てんのはゾム、ロボロ、グルちゃん、トンち、ペ神、ひとらん、マンちゃんやで。」
『了解。』
誰が来ているかを聞いて、みんなに話を合わせるために気を使う。
ｶﾞﾁｬ
sha「なんや、まだおったんか」
シャオちゃんからこんなことを言われた。
『えへ、まだ居たよ』
ut「シャオちゃん、それは無いやろ、今日色々あったばっかりやろ？少しは学べや。」
sha「はっ、大先生には言われたくないわ。」
大先生の怒った声に返事をするシャオちゃんの煽り。
……このままではまた喧嘩が怒ってしまう。
『ごめん、もうちょい居さしてーや、嫌ならグルちゃんに頼んだ方が早いで？』
へらりと笑うとﾁｯと舌打ちをした後にシャオちゃんは席に着いた。
良かった、何にもなくて。
―――
gr「では、早速本題に入る。」
みんなが集まった会議室にはピリピリという空気が流れており、
本題の内容を言わなくともみんなが分かってしまうほどだった。
gr「オスマンが前、外交で同盟を結んだ[A国]がいきなりの裏切りを開始し、
A国にいた我々国の何人かの兵士がやられてしまった。」
gr「そして今日、宣戦布告があった。というわけで諸君。」
gr「戦争だ。」
ｵｵｵｫｫｫｫｯｯｯ!!!!!
会議室が歓声へと包まれる中、私は
嫌で嫌でたまらなかった。
人を殺すなんて、そんなもの。
そう思った。でも。
みんなから優しくしてもらえるんなら、
それでもいいかな。頑張ろうかな。
……そう思ってしまう私はおかしいのだろうか。
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黄緑 - あの、最後まで読んだんですけど、めちゃくちゃ泣きました。辛すぎる... (2021年2月15日 15時) (
レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - samさん» いや、描いて頂きたいです……！私は飛んで喜びます。 (2019年8月24日 23時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
sam - あっ…絵描きたいけど画力がないマン (2019年8月24日 19時) (レス) id: 1ba9267271 (このIDを非表示/違反報告)
暇人8号(プロフ) - にこさん» これがガム？そっか……ガムレベルMAXなんですね分かります (2019年8月3日 2時) (レス) id: 5041486242 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 暇人8号さん» そこら辺にこびりついているガムです。 (2019年8月3日 1時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がんてつ | 作成日時：2019年5月25日 0時
