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ショッピside
ut「なんでや、なんでAちゃんがこんな目に遭わないかんねん……！」
ベットに寝ている彼女の手を強くにぎりしめる大先生。
彼女にはたくさんの点滴が繋がれていた。
kn「……避けきれんかったんちゃうん？いつもみたいに」
興味のなさそうにそう言うコネシマさんに
大先生はつかみかかる。
ut「ふざけんなっっ!!!!
Aちゃんの傷にはな、お前らが付けたやつもあるんやで?!」
たまにしか怒らない大先生が大きな声で叫んだ。
みんなは唖然として大先生を見ている。しかし、例外が1人。
gr「……仕方がないだろう。Aのことを無能と思ってるヤツらは
自分が悪いことしているのに気づいていないらしいからな。」
ut「でもっ、」
gr「大先生。これ以上言っても無駄だ。
なんとも思わない奴らは結局何しても意味が無い。」
ut「……」
大先生は黙り込む。
gr「……興味のないやつは出ていってくれ。」
グルッペンさんの言葉で何人もの人が部屋を出た。
俺も、クソ先輩につられて、出てきてしまった。
しんぺい神side
ut「結局、みんななんにも思ってないんやな。」
4人しか残っていない医務室で
彼は絶望したようにそう呟いた。
ut「なんでなんやろなぁ、頑張っとるのになぁ、……頑張っ、とる、んに……」
ポロポロと涙を流す彼。
その頭を彼女は起き上がって優しく撫でた。
『おはよぉ大先生。なんかわからんけど泣かんとってや。』
ut「Aちゃん……起きとったん？」
『いや、今起きただけやで。なんで泣いとんの？こっちまで悲しくなってまうやん。』
ut「……ずっとAちゃんのこと、守れん、くて、辛いのは、A、ちゃ、なのに、」
途切れ途切れに言う彼は
きっと自分を責めているのだろう。
『ええよ、気にせんどってぇや。私なら大丈夫やから。な？』
ﾆｺｯと笑う彼女の目には
光が宿っていなかった。
Aside
目が覚めたのは医務室で。
覚めた途端に聞こえる、誰かの怒鳴り声。
ut「ふざけんなっっ!!!!
Aちゃんの傷にはな、お前らが付けたやつもあるんやで?!」
私のことだった。
私のことを、思って言ってくれた言葉。
みんな少しは反応するだろうか。少しの期待を胸にみんなの様子を伺うが、
誰一人として、私にしたことは悪いこととは思っていないようだった。
私は、みんなと仲良くするという、希望を捨てた。
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黄緑 - あの、最後まで読んだんですけど、めちゃくちゃ泣きました。辛すぎる... (2021年2月15日 15時) (
レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - samさん» いや、描いて頂きたいです……！私は飛んで喜びます。 (2019年8月24日 23時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
sam - あっ…絵描きたいけど画力がないマン (2019年8月24日 19時) (レス) id: 1ba9267271 (このIDを非表示/違反報告)
暇人8号(プロフ) - にこさん» これがガム？そっか……ガムレベルMAXなんですね分かります (2019年8月3日 2時) (レス) id: 5041486242 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 暇人8号さん» そこら辺にこびりついているガムです。 (2019年8月3日 1時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がんてつ | 作成日時：2019年5月25日 0時
