冷たい2 ページ38
シャオロンside
ゾム「しょうがないやん！俺らは隠すために必死なだけやったんやで？」
鬱「にしてもあの態度は行かんやろ?!Aちゃん、泣きそうな顔で出てったで??」
ただいま、食堂にいる4人で
Aに対する態度のことでお話をしています。
こうなったのは、5分前のこと……
┄┄┄┄
今日はAの誕生日だった。
そのため、幹部のみんなは張り切って、準備をすめていたのだ。
Aは自分の誕生日を忘れているようで、普通に接してきたが、
嘘がつけない、バレやすい奴は隠すために必死やった。
そして、食堂で準備を進めようかとなっているところにAがやってきたのだ。
最悪なことに、食堂には嘘が下手な幹部が2人(ゾム、コネシマ)もおり、
そいつらは早くAを出ていかせるため、冷たい態度をとってしまったんだ。
喜ばせるはずが、サプライズ系にすることで悲しくさせてしまった……ということだ。
┄┄┄┄
さっきのことを思い出すと、本当にひどいことをしたと思う。
だから解決策をみんな(4人)で練っているのだ。
コネ「どうすればええんや、俺、分からへんで。」
鬱「この様子やとAちゃん、嫌われたとか思ってそうやしなぁ……」
シャ「ここでまた変に会いに行くと誤解とかされかねないしな。」
コネ「とりあえず、待つしかあらへんな。」
シャ「せやな。他の幹部のみんなにも説明だけしとこか。」
鬱「Aちゃんには下手に会いに行かんこと、いいな？」
コネ、シャ「もちろん。」
ゾム「俺だけ……Aの様子、見てきてええ？」
ゾムがAの様子を見に行くと言い出した。
ゾムは隠れるのがうまいが、もしバレたら……。
シャ「バレへんようにな、気をつけろよ？」
ゾム「分かっとるわ。」
心無しかゾムが焦っているように見えたのは、俺だけではないはず。
ゾムside
ひどいことをしたと思っている。
余裕がないにせよ、あんなことやられたら傷つくに決まっとるんになぁ。
『ぅ、ぁっ』
ダクトから見えるのは、Aが枕に顔を埋めて泣いている姿。
こんなに脆く、優しい心に傷をつけてしまった、と思うと。
ゾム「……喜んでもらうとか、どの口が言っとるんやろ。」
俺はどうすることも出来ず、ただAが泣いてる様子を
呆然と眺めるだけだった。
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minoricatolarys(プロフ) - 続編をぜひ！下さい！主人公ちゃんが無双して皆んなびっくり！とか面白そうですね… (2019年5月25日 20時) (
レス) id: 337a6e484a (このIDを非表示/違反報告)
歌奈/レイ - 続編ですか…私は見たいです…！ (2019年5月25日 9時) (レス) id: 3c38dcb0f2 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - なべさんさん» ありがとうございます！か、可愛い……?!とても嬉しいお言葉です！これからもよろしくお願いします♪ (2019年5月4日 22時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - うさまるさん» リクエストありがとうございます！しっかりとやらせていただきます、気長にお待ちください♪ (2019年5月4日 22時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 歌奈/レイさん» リクエストと、コメ返の時の提案、ありがとうございます！とても役に立ちました！これからもよろしくお願いします♪ (2019年5月4日 22時) (レス) id: fa9b3e534e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がんてつ | 作成日時：2019年2月10日 19時
