destiny

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ar side





晴れて恋人となった俺たち。


告白をOKして貰えた時は心の中でガッツポーズをしたぐらい嬉しかった。


それから俺たちは仕事帰りは必ず一緒に帰るようになった。


どちらかが残業になっても絶対に待ってから帰る。


それが今では当たり前。


恋人が待っていてくれるから、残業もすごく頑張れるんだ。


今日は2人とも定時にあがることができた。






山「お疲れ、大ちゃん。」


有「お疲れ。帰ろっか。」


山「うん!!」


有「あの…さ……。今日家来ない？明日休みだしさ……泊まっていけよ。」


山「え………。い…いいよ？//」





俺らはまだキスは愚か手を繋いだこともない。


だから今日は頑張って山田を家に誘った。


緊張するけど頑張れ、俺。





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ym side





今日は久しぶりに2人とも定時にあがれて上機嫌な俺。


すると帰りに大ちゃんからお泊まりのお誘いが。


明日は休み。


……ってことは。


恐らく大ちゃんも俺と同じことを考えてるのかな。


だとしたらいいな。


大ちゃんとなら少しでも先に進みたい。





山「あ………。着替え取りに行かなきゃ。」


有「え、俺の使えばいいじゃん。身長もそんな変わんないしさ。」


山「いい…の………？」


有「当たり前だろ？」





え、俺大ちゃんの服着るの？


大ちゃんの匂いでいっぱいになっちゃうじゃん…。


大丈夫かな、俺。


平常心を保てるか心配………。

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