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自分の家に着くと、少しずつだけどだんだん気持ちが落ち着いてきた。
そして改めて山田を目の前にすると久しぶりに会えたことが嬉しくて目に涙が滲む。
何よりも山田が無事で生きててくれたことが1番嬉しかった。
大「ほんとｯ………心配したんだぞ………。」
山「ごめん大ちゃん。勝手に出て行っちゃって。」
大「俺こそｯ………あんな怒って……めちゃくちゃに抱いて……痛かったよな……。ほんとごめんｯ…。」
山「んーん。大丈夫だから。泣かないで？」
そう言って涙を拭いてくれる山田。
そんな山田も涙目で、必死に泣くのを堪えているといった感じだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
山「ねぇ大ちゃん。手紙にも書いたと思うけど、俺もう大ちゃんとは付き合えない。」
涙がかなり収まった頃、山田が話し始めた。
大「なんでだよ………。せっかくまた会えたのに…。」
山「さっきの俺の格好、見たでしょ？」
山田がそう言うと、山田の頭から猫耳がぴょこんと飛び出た。
大「ｯ………それ…………。」
山「俺、獣人なんだ。普通の人間じゃないの。俺はネコと人間のハーフ。獣人が自分の正体を知っている人と付き合ったり、恋人に正体がバレれば、その相手は……死んじゃう…。」
大「え………？」
山「だから俺が大ちゃんと付き合ったら大ちゃんは死ぬ。そういう運命なの。俺は大切な人を自分のせいで失うのは…もう耐えられないからｯ……。だからｯ……。」
そう言って俯く山田が話したことは、到底本当のことだとは思えない内容だった。
でも山田の頭から飛び出た耳は確実に本物だった。
山田と付き合ったら……俺は……死ぬ……？
大「それでも……俺はお前と一緒に居たい。」
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ゆゆ(プロフ) - 愛ingJUMPさん» ありがとうございます！！ (2020年4月23日 21時) (
レス) id: e63eabe0a0 (このIDを非表示/違反報告)
愛ingJUMP(プロフ) - ゆゆさん» 全然大丈夫ですよ！どういたしまして！応援し続けます！ (2020年4月21日 22時) (レス) id: 821ef3672a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 愛ingJUMPさん» お返事遅くなってしまい申し訳ございません。嬉しいお言葉ありがとうございます！！自分なりに精一杯書かせていただきますのでこれからも応援の程よろしくお願い致します。 (2020年4月21日 21時) (レス) id: e63eabe0a0 (このIDを非表示/違反報告)
愛ingJUMP(プロフ) - ゆゆさん» Twitterの方から飛んできました！！ このお話とても面白いです！更新頑張ってください！ (2020年4月18日 13時) (レス) id: 821ef3672a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - やまたかさん» ほんとにありがとうございますm(_ _)m (2020年3月19日 22時) (レス) id: e63eabe0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2020年3月4日 11時
