41 ページ44
大「お邪魔します………。」
久しぶりに聞く声。
聞きたくなくてもやっぱり聞いてしまう。
こんなに近くに居るのに姿を見ることは出来なくて。
ぽっかりと心に空いた穴がじわじわと広がっていく感覚がした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ar side
伊「お茶、飲みますか？」
大「あ…えっと……はい、お願いします…。」
通されたのはダイニング。
辺りを見渡せばきちんと整頓されていて、伊野尾さんが綺麗好きなのが見て取れる。
伊「どうぞ。」
大「ありがとうございます。」
伊「で、話って……？」
大「あ…えっと……山田のことで…。高木先輩から聞いてるかもしれないですけど、あいつ数日前から居なくなっちゃって。会社も辞めて連絡もつかないんです。伊野尾さん何か知りませんか？」
伊「俺も高木から聞いてびっくりしたんです。すみませんが言えることは何も……。」
大「居なくなった前日、山田と会ってましたよね？ほんの些細なことでもいいんです…。何か変わった様子とかありませんでしたか？」
伊「すみません……。」
大「そう……ですか……。」
せめて少しだけでも情報があればと思っていたけど、伊野尾さんからは何も有力な情報は得られそうになかった。
もしかしたらなんて言う期待は一気に崩れ落ち、俺はどん底へと突き落とされた………。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆ(プロフ) - 愛ingJUMPさん» ありがとうございます！！ (2020年4月23日 21時) (
レス) id: e63eabe0a0 (このIDを非表示/違反報告)
愛ingJUMP(プロフ) - ゆゆさん» 全然大丈夫ですよ！どういたしまして！応援し続けます！ (2020年4月21日 22時) (レス) id: 821ef3672a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 愛ingJUMPさん» お返事遅くなってしまい申し訳ございません。嬉しいお言葉ありがとうございます！！自分なりに精一杯書かせていただきますのでこれからも応援の程よろしくお願い致します。 (2020年4月21日 21時) (レス) id: e63eabe0a0 (このIDを非表示/違反報告)
愛ingJUMP(プロフ) - ゆゆさん» Twitterの方から飛んできました！！ このお話とても面白いです！更新頑張ってください！ (2020年4月18日 13時) (レス) id: 821ef3672a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - やまたかさん» ほんとにありがとうございますm(_ _)m (2020年3月19日 22時) (レス) id: e63eabe0a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ | 作成日時：2020年3月4日 11時
