カタチ ページ8
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「･･････ヤキモチ妬いた？」
何を言ってるのか理解するのに時間がかかって
数秒、間ができた。
「俺が告白されてるの聞いて、嫉妬した？」
『･･･何言ってんの、』
「さてはヤラシイことでも考えてたんだ」
『別にそんなんじゃ、っ』
しゃがんでいた私に合わせて
腰を下ろしたと思ったら
グイッ、と顔を近づけてきた。
こういうの、慣れてないから分からない。
めんどくさいことなんて嫌い。
逃げたい。
逃げたいのに。
彼の目が私を逃がしてくれない。
「付き合ってちょっとは気持ち変わったかと思った。全然だね。」
『･･･どういうこと』
「付き合ったら俺のこと好きになるかな、って。
まあひとつ分かったことは、Aは男に免疫がない、ってことだけかな」
『･･･涼太が馴れ馴れしいだけ』
「そう？まあいいや」
「わざわざ来てくれてありがとう」
そう言って私を置いて戻って行った涼太。
まあいいや、って
何がなんでも自分勝手すぎない？
きっと涼太は
私を試したんだと思う。
付き合っただけで
気持ちが浮かれて気になる、とか好きになる、とか
涼太に対してそんな気持ちは1も感じない。
ましてや
手繋いだり、ハグも、キスもしてない。
あくまでもただのカタチだけの彼女。
ただ、彼に利用されてるだけの私。
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りさ - くるみ。さん» いえいえ(*^-^*)続編楽しみにしてます(*^-^*) (2021年6月30日 3時) (
レス) id: e0ca1f003c (このIDを非表示/違反報告)
はづき - 続編楽しみにしてます！！！ (2021年6月29日 20時) (レス) id: 57e8f07167 (このIDを非表示/違反報告)
はづき - 続編楽しみにしてます！！！ (2021年6月29日 20時) (レス) id: 57e8f07167 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ。(プロフ) - りささん» 大変お待たせしました！ (2021年6月29日 13時) (レス) id: dcb2ebda86 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - もう書かないんですか？ (2021年6月28日 2時) (レス) id: e0ca1f003c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ。 | 作成日時：2021年1月4日 17時
