悪役の人生 (ページ5)

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流星と望と私は幼なじみ…っていうか同じ施設で育って…高校生になったらそこから出なくちゃいけないけど私と流星は引き取られなくて、施設がお金を出していまのマンションに住んでいる

望は中1ぐらいで施設から出てったんだけど、その引き取った家族が女の子欲しかったみたいで、無理矢理女の子の格好させたり、拒否したら虐待したりと、女性不信になってしまい、ある日引き取ったお母さんの方が近づくとガタガタ震えて、吐いちゃって、病院に行ったら施設に連絡が入って、高校生を迎える少し前に施設に戻って、私と同じマンションに来た。…

望から聞いた話だけどね…

女性不信になったけど、施設でいつも話してたりいつも遊んだりしてた私の前になると全然発作も起きないから治ったと思ったけど、やっぱ高校に入ると、女性が触れると発作は起きるけど近づくまでは大丈夫になったらしくて、唯一触れても大丈夫な私の傍にいるってわけで………、望に助けてもらってる日々だね…

流星と同じマンションになって引越しして、流星と隣に挨拶しようと思って隣のドアをノックしたらそこには背が高くなって、やせ細った望がいて、

『望…なんでここいるの？ぇ、引き取られたんじゃ…』

って言ったら望は震えて、静かに泣き始めて、今までのこと話した。

流星と私は2人で望守ろうってなったんだけど、…

流星は高校生なったら私達とは遊ぶことなくなって、

少し距離が出来たけど、マンションに来ると、3人、施設にいたような雰囲気になって、、2人とも自炊するけど私の料理が好きってことでくるんだよね。