コクハク_【短編集】 (ページ1)

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菅原孝支__ ページ1

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私はバレー部のマネージャーという仕事を担っている

もう3年生ということもあって、仕事に気合が入る

部員の中には同い年がいて、いわゆる "いつめん"

がいる。菅原孝支、澤村大地、東峰旭、清水潔子、そして私だ

毎日の練習の疲れを、帰り道のこの5人で癒し合いしている。

今日も肉まん食べに行くのかなーと思いつつ、

練習を頑張る彼らを見る

眺めているといつの間にか日も暮れて、練習を終えていた

『大地くぅーん、今日は、奢りですかぁ？』

と、体育館出口で話しかける

｢お前はすぐ言うよな｣

とダメ出しをされる、だがしかし！奢ってくれるのが大地

すると私の服をちょんちょん、とする人物

『ん？どうしたのこーし』

俯きがちに言う菅原孝支

｢今日、2人で帰りたい｣

特に意味は無いだろうと思い、気軽にokした

大地の奢りが無くなったのはちょっとしんどい

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