夢主？ヒロイン？あれ…私見る専なんですが 3章

90話 ページ8

研磨side


『(かーわい)』


多分Aゴーヤ苦手なんだろな


茉白｢えぇ、っと｣


『ゴーヤ苦手なの？』


茉白｢な、なぜバレた｣

ここでどう言ったらどんな反応するんだろ

『んー、何となく』


茉白｢(絶てぇ嘘だろ!?)｣

ちょうどいいや


茉白｢え〜、｣


『ねぇ、ゴーヤ貰うからあーんしてよ』



茉白｢マジ？｣


『まじ』



――――――――――――
Aside

すっげぇ策士だ


いやゴーヤくらい食える。


うん、ゴーヤくらい食えるってんだ



『いいよ』



んンンンンンンンンン？？？大丈夫って言うのに拒否反応起こしたんだが、



研磨｢いいんだ ｣


ん、と言って顔を前にする、これよく考えたら間接キッスでは？この顔面国宝とかい？



『』



やっぱ食べるっていやぁ良かったなぁ、キャラの初恋奪っちゃったじゃすまない話だ



『あ、あーん』



あー恥ずい……え？


翼希｢私が食べるねっ｣


研磨｢うわ｣


うわって声にでてしまってますやん


でもよ、




『ありがと゛う』


掠れた小声で伝える


翼希｢…別に、｣


なんか元気ない？



今度は私が穴があきそうなくらい翼希を見つめる。

翼希｢な、なによそんなに見つめられたら惚れちゃうでしょう｣



見つめるのはやめた




――――――――――――

ＮＯside

彼女が立ち去ったあと一人の少女がつぶやく


｢はぁ、私だったら恥ずかしがらないんだね｣



そんな小言を拾う少年




彼女は人を狂わせるのが本当に得意らしい




あぁほんとに




可哀想だね

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