【鬼滅の刃】標的は元柱の巫女【ハイキュー】

七話 ページ8

合宿が始まった。
1日中練習できることに日向と影山は目を輝かせている。

私は武田先生のあの話を聞いて怖いのに！！





『影山、日向！休憩する時は休憩する！怪我するよ！』


影「あ！おい返せ！」

影山の持ってるボールを勢いよく奪う。

休憩がなんのためにあるのかわかってるのかなこいつは



バシバシとボールを床に叩きつける。


そういえば、半年くらいバレーやってないな。



サーブ・・・久しぶりにやりたいかも。

ラインに立って、ボールを空中に放った。








絶妙なボールの高さ。そして踏み出す私の足。


いい感じじゃん！



バシっと打ったサーブは、向こう側のライン上に勢いよく落ちた。

男子に比べたら、パワーや速さは怠っているけど、私の武器はこのコントロールのよさだ。



東「おおおおおお！！すげえコントロール！！」


烏「なんだ藤咲！お前バレーできんのか！」

澤「おいおい日向よりサーブうまいんじゃないか？」


『ウヘヘヘ！まあ、それほどでも！』

思った以上に体は鈍っていなかった、むしろ軽い。
現役よりも軽く動く体。

まさか、、ダイエット成功！？


影「おい・・・お前、もう一回打て」


『え？』


めっちゃ睨んでくる影山から、ボールを受け取る。
・・こんな私でも、警戒するような目で私を見てくる


言われた通りに、とりあえずもう一回打った。

さっきと同じように、ボールはライン上に落ちた。

影「もう一本！！」


次々とボールを渡され、仕方なくサーブを打ちまくる。
ちょっとコースを変えて反対のライン上を狙ったり、エンドラインを狙ったり。





たぶん１５本くらい打った。



田「うおおおすっげ！全部ライン上！！お前コントロールお化けかよ！」


日「お、俺よりすごい！なんか悔しい！！！」

影「・・くっ、な、・・どう・・・」


影山がなんか悔しそうな顔してる。

いや、なんかすごいメラメラしてるけど・・・。私ライバル視されてる？

バカなの？コントロールがうまいってだけで、男子に比べたら威力なんてミジンコなのに


月「王様、何言ってるかわかんないよ」


影「・・・ど、どうやって・・コントロール練習して・・：るんですか・・このやろう」



西「ガッハハッ！影山顔やべーぞ！」



影山って、バレーのことになると本当にアホになるんだな・・・。

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