【鬼滅の刃】標的は元柱の巫女【ハイキュー】

三十話 ページ31

.








.








.


日「昨日のどういうこと！？！？大王様と買い物してたの！？」


月「ちょっと、仮にも敵なのに一緒に行動してたの？バカなの？」


『バカとはなんですかバカとは！』

案の定、質問攻めに合う。
田中先輩に至っては、すごい形相だ

清「大丈夫だった？」

『はい！意外とみなさん優しくて！』


例のことは、心配させてしまうので言わない。というか、鬼の存在はこの中ではキャプテンと武田先生しか知らないし、話したところでって感じだけど。



影「誰がいたんだよ」


『及川さんと岩泉さんと、国見君と金田一君』


澤「へえ。で、何話したんだ？」


『うーん、普通に当たり障りのない話です。
及川さんと岩泉さんとは、テレビの話とか、バレー選手で誰が好きかとか。
国見君と金田一君とは、勉強のことですかね』

影「話続いたのかよ」


『うん、普通に。影山と違って私コミュニケーション能力は普通にあるし！
金田一君とは特に話したかな！あの子思った以上に話しやすくて！！』


影「・・・・あっそ」


月「ぶっ。王様、元家臣とそんなに話できる関係じゃないからちょっとヤキモチ焼いちゃった？」


影「は！？そんなんじゃねぇよ！つーか王様やめろ！」


『あーごめんね？私だけ仲良くしちゃって、、どうする？仲直りしたい？私みたいにたくさん話したい？』

ニヤニヤしながら影山をからかうと、ピキピキと目の端が動き始めて、
思いっきり頭を掴まれた



影「あ？？余計なお世話だ。んなことより、球出しだ」


『いっった！！！ちょっと！女子の頭掴むとは何事！？』


影「お前なら別に大丈夫だろ。頑丈だろ」


『あダダダダダ！ごめんごめんって！調子乗った！』



とりあえず影山の機嫌を直すために、私は仕方なく球出しに付き合った。









.









.









.









.





日「ずーっとAに球出しさせてお前容赦ねーな！」


影「あ？別にいいだろうが」



『よくないわ。腕疲れたわ』


永遠に、同じようにボール出しをする私の腕は、疲れ切っていた。

こっちに気を使わず、自分のトスだけに集中する影山に殺意を覚える



影「日向、あと１分したらもうっかい合わせるぞ」


日「よっしゃ！俺も打ち足りねえ！」


『・・・ボール出しは誰が？』


日影「A」


『ですよねっ(怒)
わかってましたっっ！！！！』

三十一話→←二十九話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す