四十三話 ページ44
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『月島ナイスドシャット!!!』
ノートにペンを走らせながら声を張り上げる。
白熱した試合に、私は3人の存在を忘れかけていた。だけど、時間がたつに連れて、横にいる3人は、私と同じように声を張って応援してくれるようになった
伊「おおおすげえ!!すげえぞお前ら!!」
炭「頑張れええええ!!」
善「すごい緊張するこれええ!!」
ピー
『影山交代か』
影山は焦っているのか、途中で菅原さんが入る。
あらら、すごい顔してるよ影山。
でも、ここで冷静に外から菅原さんのプレーを見れば何か絶対得られるものはある。
菅原さんが入ったことで、さっきとは違う空気感が流れる。
影山と菅原さん、実力やセンスは影山の方が上かもしれない。でも、コミュニケーションを取っていってスパイカーのことを考えながらトスをあげてるのは菅原さんの方が上手
第一ゲームは、惜しくも取られてしまって第二ゲーム。
そのまま菅原さんが入り、中盤から影山と交代した
善「Aさん、あの二人ってどうして交代してるんですか?」
炭「こら善逸!邪魔しちゃダメだろ!」
『別にいいよ。
あの二人は同じポジションなの。交代することで、空気も変わるし、ゲームも多少影響される。そういうのを考えて交代するんだよ』
善炭「へえ〜」
隣のOBの人たちも、解説を手伝ってくれて、3人もなんとなくバレーの面白さがわかってきたようだった
影山が一応努力してる笑顔?とハイタッチ。
上から見て笑いをこらえるのが大変だ
王様と呼ばれてる影山。あの中学の試合は、才能が暴走してるって感じだったけど、
今はほんの少しずつ変わってきてる。
”影山、烏野色に染まれば、もっとすごいセッターになる”
第二ゲームを烏野がとり、第三ゲーム。
現在1−1。
この試合を見ている人たちも興奮している。
『烏野ファイト!!!』
私も、心臓が出そうでバクバクで冷静では見ていられない。
一本決まれば、安心するし、一本取られれば焦る。
ああ、頑張れ!!
ペンを力強く握りしめて試合に集中していると、隣の炭次郎という名前の子が
焦ったように携帯を見ていた
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ルカ - 伊達工にわ勝ちましたよ? (2020年8月29日 8時) (レス) id: 5379f25137 (このIDを非表示/違反報告)
総陽♪(プロフ) - ぽんさん» 本当ですか?なんか申し訳なさすぎるくらいな駄作だなと思って書いてますので、そう言っていただけてすごく励みになります!ありがとうございます! (2020年4月12日 19時) (レス) id: d63e5bf6c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 今一番好きな作品です!!クロスオーバー作品の中で1番大好きです!! 更新楽しみに待ってます!! (2020年4月12日 17時) (レス) id: f440fc37e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:総陽♪ | 作成日時:2020年4月5日 13時