【鬼滅の刃】標的は元柱の巫女【ハイキュー】

三十六話 ページ37

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「ねえ、君可愛いね」






『へ？』




少しチャラそうな印象の男２人が、私の腕を掴んでいた。


私服なので、どこかの学校の応援にでも来ているのだろう。

というか、選手だったらこんなナンパなんてしないか



『あの、私急いでて』



「いいじゃん！さっきすげー綺麗な子いるって思って目つけてたんだよね！」



それは気持ち悪すぎる。
というか、、、この人たち気づいていないのかな




すぐそこに、みんないるんだけど......





田中先輩と西谷先輩が、般若みたいな顔でこっち睨んでるんですけど。今にも襲いかかって来そうな
体制なんだけど。



縁下先輩が、必死に抑えてくれてる。グッジョブ先輩。

ここで暴走されたら、試合どころじゃなくなる




『すみませんが、私遊びに来てるわけじゃないので。迷惑です』


パッと男の人の腕を乱暴に払う。


お気に召さなかったのか、男性２人組は、ああ？とヤンキーみたいな返し方をして来た。


ガシッと掴まれた肩。少し痛みを感じたが、その手はすぐに叩かれた


影「おい。嫌がってんだからやめろ」


月「見てわからないかな？脳みそイかれてる？警備員でも呼ぼうか？」


山「お兄さん、、この二人怒らせたら....やばいよ？」



身長の高い３人が見下ろす。
その雰囲気に、ナンパ野郎は怖気付いたのか、顔を引きつらせながら逃げていった。


うん、あの人たちの身長１７０あるかないかくらいだもんね。さすがにこの３人に見下ろされたら、怖いよね。

『かっこいいじゃん３人とも〜。山口いい笑顔だった』


山「そうかな？」


影「お前、嫌ならすぐ逃げろよ。ああいうの無視してすぐこっち逃げてこればよかっただろ」

月「迷惑かけないでもらえる？」


『すんませんすんません』


月「反省しなよ」


影「また同じこと起こっても手かさねーからなボゲ」


『いやー可愛いって罪だね』


影「そういうこと言うやつは可愛くねぇ」




『嘘つけ！ちょっとは可愛い時もあるでしょ』


影「あるか？」

月「さあ？まあ標準よりよくても中身が残念だからプラマイ０？」


山「いや、二人とも言い過ぎ。大丈夫、Aちゃん可愛いよ」



『うう、山口ありがとう、心が死ぬところだった！』


全く！私は小さい頃から可愛いだの天使だの、妖精だの言われてるんだ。
いやでも自覚してるもん。顔面偏差値少し高いって。

なのに影山と月島ときたら！

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