31 隆二side ページ31
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だからいつだって岩ちゃんの味方でいたかった。
「でもマジで、Aさんと隆二さんが繋がってるなんて思わなかったよ俺。」
「俺もさすがにビビった。Aの携帯に岩ちゃんの名前出てさ、えっ？ってなって。カタログのモデルの話聞いて、これホテルの姉ちゃんじゃんって叫ぶとこだった。」
「そのホテルの姉ちゃんって本人の前で言わないでよ？どんな話してんのってキレそうだから。」
まぁ確かに。
ホテルの出張サービスしてる子かな？って思われそうなフレーズ。
「でもキレてるとこ想像出来るね。」
��隆二ウザい��って睨まれそう。
「でしょ？凍死すんじゃないかってくらい冷たいときあるからね、Aさん。」
「それも、俺めっちゃ納得した。岩ちゃんが冷たいとこあるけどそこが好きって言ってたの。」
岩ちゃんからの電話にかけ直そうとしなかったとことか特に。
今思うとそれがAの本心なんだろうな。
岩ちゃんに対して、本当に興味がないのかも。
「そうでしょ。でもたまに照れるだよAさん。そん時の顔がさぁ………ほんと可愛いんだよ。」
��抱きしめたくなっちゃう��って言って、氷の入ったグラスを揺らす岩ちゃん。
横顔は微笑んでいて。
Aと上手くいってほしい、この恋を叶えてほしい。
そう思わずにはいられなかった。
「マジで好きなんだね、岩ちゃん。」
「当たり前じゃん。だから諦めるつもりないよ俺。」
「おー、頑張れ。」
「隆二さんは最近どうなの？」
「俺はとくになんもない。」
「Aさんのことちょっとは、いいなとか思った？」
「んー、まぁ、可愛いとは思ってる。話もちゃんとノッてくれるから面白いしね。」
「その感情今すぐ捨てて。」
「え？」
「隆二さんが好きになったら結構焦る。俺より全然大人だし、顔もなんかイケてるし。それにライバルにはなりたくない。隆二さんのこと蹴落とすとか出来ないよ。」
「俺が負ける前提なの？」
「違うの？」
「俺、平気で蹴落とすよ？」
「あっ、ひどっ！裏切り者ー！」
「嘘だよ嘘。俺は友達としか思ってないから安心しなよ。」
「……うん。」
信じたかどうかはわからないけど、それ以上岩ちゃんはこの話には触れなかった。
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mxxchqn(プロフ) - 大好きです！頑張ってください(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年12月1日 1時) (
レス) id: 448d83b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - omikoさん» コメントありがとうございます。2章が始まりました。ぜひ読みに来てくださいね。まだまだこれからです(^^) (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あゆはさん» あゆはさん初めまして。コメントありがとうございます。タイトルまで気に入っていただけて感激です。岩ちゃんグイグイ来てますからね〜次は何を仕掛けてくるのかな？また2章も読みに来てくださいね。 (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - atokさん» atokさんはそうだろうなぁと予想してました(^^)隆二をお楽しみに！ (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あいさん» 初めまして。コメントありがとうございます。2章もぜひ読みに来てくださいね。まだまだ楽しんでもらえるように頑張ります。 (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ
| 作成日時：2018年7月15日 22時
