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打ち上げが終わって２３時。
二次会に行くと言うスタッフを見送って、課長とタクシーに乗り込んだ。
行き先は、１３１２号室。
流れる街並みを眺めていたら、反対の窓から同じように外を見てる課長が口を開いた。
「二次会行かなくてよかったのかよ。あいつらお前が来んの楽しみにしてたっぽいけど。」
「………いいんです。」
「俺なら何時でも待っててやんのに。」
「私が……」
待てません。
そう言いかけて、顔が熱くなった。
なに言っちゃってんの私。
ヤル気満々みたいじゃん。
って…………本当に早く課長に抱いてほしいって思ってるけど。
景色から私へと視線を移した課長は、ふっと鼻で笑う。
そしてそれ以上なにも喋らなかった。
言葉にしなくたって伝わってるんだと思う。
それに課長も……臣も、同じことを考えていたんだと……
ホテルの部屋に入って、ドアが閉まりきる前に抱きしめられた時、そう感じた。
きつく抱き合った腕の中で、臣を見上げた。
私を見る瞳は柔らかく下がってて優しい。
口角を上げて微笑んだ臣。
その表情を見たら胸がキュンとして、口唇を求めて背伸びをした。
そんな私を臣はちゃんと受け止めてくれる。
啄むキスを何度も、何度も繰り返して。
二人の吐息が混じり合う。
今、どんな顔をしてるんだろう……
目を薄く開いたら、絡まった視線。
臣も私を見てくれてる。
見つめ合ってするキスはどんどん深くなって、腰が砕けそうになるくらい気持ちがいい。
「今日はシャワー諦めて……もう無理、止めたくねぇ。」
「……うん。」
私を抱き上げて臣は部屋の奥へと歩く。
ベッドにゆっくり下ろすと、そのまま跨って、スーツの上着を脱ぎ捨てた。
ネクタイを緩める姿がすごくセクシーで、それだけで身体が熱くなってく。
Yシャツのボタンに片手を掛けながら臣は、待ちきれないかのようにキスをしてくる。
私も、もう、我慢できないよ。
首に腕をまわして引き寄せて、私から口唇に舌を這わせた。
一度触れた舌はしつこくまとわりついて。
そしたらもう、お互い抑えが効かなくなった。
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mxxchqn(プロフ) - 大好きです！頑張ってください(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年12月1日 1時) (
レス) id: 448d83b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - omikoさん» コメントありがとうございます。2章が始まりました。ぜひ読みに来てくださいね。まだまだこれからです(^^) (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あゆはさん» あゆはさん初めまして。コメントありがとうございます。タイトルまで気に入っていただけて感激です。岩ちゃんグイグイ来てますからね〜次は何を仕掛けてくるのかな？また2章も読みに来てくださいね。 (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - atokさん» atokさんはそうだろうなぁと予想してました(^^)隆二をお楽しみに！ (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あいさん» 初めまして。コメントありがとうございます。2章もぜひ読みに来てくださいね。まだまだ楽しんでもらえるように頑張ります。 (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ
| 作成日時：2018年7月15日 22時
