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「てか誰かに聞かれたらどうしてくれるんですか。」
課長と付き合ってるわけでもないのにカラダの関係だなんでバレたら……
女子社員たちからブーイングの嵐が起きるのは間違いない。
そして私は妬まれて居場所がなくなる。
そんなの絶対にイヤだ。
慌てて周りを見渡したけど、ちょうど良く誰もいなかった。
「俺もお前との楽しみなくなんのは嫌だかんなぁ。さすがにバレるようなことはしねぇよ。」
「……ならいいですけど。」
なんだよそれ……。
そんなこと言うなら、こんな関係やめちゃえばいいじゃん。
付き合ってくれたらいいじゃん。
「つーか時間マジでヤバいわ。」
「すぐ行きます。」
「早く来いよ。」
「わかってますー。」
中庭のプールにハートの風船を散りばめて、ホテルの中に急いで戻る。
サロンまでの廊下を進む足はどんどん、どんどん速まるばかり。
仕事で課長に呼び出されたから。
それが一番の理由なんだけど……。
顔を見たら、課長のそばに行きたいって気持ちが湧いちゃって。
少しでも臣に近づきたい。
たとえ彼にとって都合のいい女だとしても、それでも離れられないんだから……
こんなに好きになってしまってるんだと、身体中が訴えているよう。
だからサロンの入口に彼の姿を見つけたときは、気持ちばかりが早まって、誰のことも見てはいなかった。
誰がどこで何を見ていたかなんて、気づくはずもない。
私の目には、臣しか映ってなかったから。
「ブライドの取材班来てるから、お前も挨拶しといて。」
「はい。」
「お前も載るかんな。ブライドに。」
「えっ！？なんで私！？」
「プランナーに密着したいっつうから、お前を推しといた。」
「私よりも若くて可愛い子の方が…」
「俺が決めたことに意見すんの？そういうことも引っ括めてお前を選んだんだよ。」
「……はぁ。」
「人気雑誌に載せるなら見た目が大事だしな。まぁ完全に俺の好みだけど。」
��さっさと挨拶してこい��って、なんとも口の悪い課長は強引に背中を押してきた。
臣の目に、私はどう映ってるんだろう。
��俺の好み��
そう言ってくれただけで、飛び跳ねちゃうくらい嬉しいけど。
やっぱり心の繋がりが欲しいと思うのは、わがままなんだろうか。
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mxxchqn(プロフ) - 大好きです！頑張ってください(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年12月1日 1時) (
レス) id: 448d83b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - omikoさん» コメントありがとうございます。2章が始まりました。ぜひ読みに来てくださいね。まだまだこれからです(^^) (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あゆはさん» あゆはさん初めまして。コメントありがとうございます。タイトルまで気に入っていただけて感激です。岩ちゃんグイグイ来てますからね〜次は何を仕掛けてくるのかな？また2章も読みに来てくださいね。 (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - atokさん» atokさんはそうだろうなぁと予想してました(^^)隆二をお楽しみに！ (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あいさん» 初めまして。コメントありがとうございます。2章もぜひ読みに来てくださいね。まだまだ楽しんでもらえるように頑張ります。 (2018年9月7日 16時) (レス) id: b2014868ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ
| 作成日時：2018年7月15日 22時
