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次の日からパッタリと呼ばれることが無くなった。
出会う前の関係に戻ったかと思われたが、Aはテレビに高田ちゃんが出ると胸が痛くなる後遺症が出た。
処方箋はない。
あの関係が続いていたら今頃膝の上にいたんだよな、とか、ご飯ご馳走になっていたんだよな、とかつまらないことを考えてしまう。
これでよかったんだ。
Aは自分をそう納得させた。
さっさと離れたことは英断だ。
東堂の視線の先にいるのは高田ちゃんで、彼女枠は未来永劫高田ちゃんである。
俺が高田ちゃんに勝つ未来なんて想像できないし。
だから、この気持ちが収まるまでそっとしておいてほしい。
その祈りをぶち壊すのは決まって東堂である。
「A」
「...なんの用すか」
声色は怒っているようではないので安心したが、真下から見る東堂は逆光で表情が見えない。
ビリビリ感じる威圧感は変わっていなかった。
「お、修羅場」と囁いた西宮をAは睨んだ。
今だけは静かにしてください、お願いしますと念をこめて。
「持っとけ」
東堂は懐から何かの紙をAに渡した。
「お前の分のチケットだ」
「…はあ」
「喜べ、高田ちゃんの個握だ」
「…ありがとうございます」
「明日の17時京都駅だ。遅れるなよ」
「ちょ、ちょっと待ってください」
「なんだ？」
「これ、二日後じゃないですか。日にち間違えてません？」
「遅れるかもしれんのに当日行くバカがいるか。
それに、そろそろ姉妹校交流会があるだろう。東京の奴らの挨拶も兼ねてだ。
…お前も来い」
東堂はAの頭を撫でた。
高田ちゃんにはしないような乱暴な手つきだった。
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る ー あ ー - 更新待ってます!! (1月8日 20時) (
レス) id: d59f1a159a (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2022年4月19日 13時) (レス) @page22 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - 春駒さん» そうなんですね！安心しました！そちらの方でもいいねとフォローさせていただきますね！！ (2021年6月22日 12時) (レス) id: 15308338fd (このIDを非表示/違反報告)
春駒(プロフ) - リアさん» はい、同一人物です。実はpixivの方に移行しようと思いまして、題名と名前を変えていたのでややこしかったですよね。お騒がせしてしまって申し訳ないです。ご報告ありがとうございました！ (2021年6月22日 0時) (レス) id: db12751af0 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - pixivに同じもの載ってたんですけど同一人物ですか！もし違ったなら報告をと思いまして、、、 (2021年6月22日 0時) (レス) id: 15308338fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春駒 | 作成日時：2021年6月4日 1時
