菜月「へへへへへへへ」 杏梨「大丈夫かな」 密「病院連れて行ったら」 ページ16
「へへへへへへへへへへh((ry」
「あはははははははははh((ry」
訝しげに妹を見つめる密。
哀れむ様にに娘を見つめる杏梨。
「何、これ」
「さぁ?」
それもそのはず、何時もの問題児共がお腹抱えて大爆笑しているのだ。
これを奇妙と言わず、何と言うだろうか。
「アンタら何してんねん」
「ふぇ?」
京夜は目を上げた。
瞳にはうっすら涙まで浮かべている。
「ぜ、全員、ふふっ、なつ、ははは、『菜月病』、に、かか、ったんだ、ははは、よ」
訳すと、「全員『菜月病』に罹ったんだよ」らしい。
「どういうことや。なつきびょう、ってなんやねん」
「知らない?」
「知るか!」
「『菜月病』ってのはね、笑いが止まらなくなって、アホになる病気の事だよ」
「「はぁ??」」
二人そろって、間の抜けた声を上げてしまう。
なんだ、その『菜月病』って。
菜月って、あの、水無占家次女の、水無占 菜月の事だろうか。
「そーだよ」
「意味わかんないんだけど」
「だーかーら、つまりはね、菜月のアホが伝染しちゃうって事だよ」
そう言われ、やっと納得がいく。←何故に
「成程ね」
「だから『菜月病』」
「てか、それ分かったから早よ治しいや」
「無理無理」
「「はぁ?」」
二人は問題児を睨みつける。
「だって、これ治療法がないもん」
「伝染力高いから、木星行かなきゃうつっちゃうよ」
「ロケットどこだ〜」
『あはははははははははh((ry』
また爆笑し出した。
「「……」」
顔を見合わせる杏梨と密。で、
「「はぁぁ……」」
問題児たちの可笑しさに、頭を抱えて溜め息をついた。
・
今日は菜月と雪乃と美麗が罹ってたねぇ
早よ治しぃやw
次は美麗、僕の後よろしくっ(by京夜
苦手なことって?菜月「(*`艸´)ウシシシ」雪乃「何笑ってんの?」 美麗「((´∀`*))ヶラヶラ」菜月病の名残り→←15
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作者名:甘毘 京夜 希崎雪乃 大華密 推名杏里 思音菜月 真田美麗 x他4人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2017年12月3日 16時