番外編の淳太くん【黄】

▼ お悩み相談 ページ17

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『照史、聞いて』

「なにー？」

『…………』

「え、どしたん？Aちゃんと何かあった？？」

『……いや、ちょっと悩みがあって』

「なに？？」

『………………分からへんねん。』

「は？」

『この間な、Aが寝てる時に』

「うん」

『んー、って言いながら俺にくっついてきて』

「めっちゃかわええやん。笑」

『せやねん』

「………え？ノロケ？ 」

『ちゃう。真剣な悩み。………そん時にな、じゅんじゅんって言うてん…』

「は？」

『じゅん……………じゅん、みたいな』

「いやそれ、だいぶ間あるで。笑」

『じゅんじゅんがキュンキュンやったわ…』

「 ( あかん、この人 全然話し聞いてへん。笑 ) 」

『可愛すぎて死ぬかと思った…』

「……Aちゃん、普段は淳太くんって呼んでるやん。笑」

『せやねん！！！………やから、ほんまは、じゅんじゅんって呼びたいんかなあって』

「え？……もしかして、それが悩みなん？」

『うん』

「いや、Aちゃんに聞いたらええやん！！」

『……何か、恥ずかしいやんか！！』

「どこで照れとんねん！あんたもっと恥ずかしいこと言うてるわ！絶対！笑」

『あああ、もう分からへん！！！』

「知らんわ！勝手にしーやもう！！笑」

『本気で悩んでんのに！！』

「あー、心配して損した。どうぞお幸せに。笑」

『…………』









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( ……なあ、)

( なに？ )

( Aはさ、俺のこと… )

( ？ )

( じゅんじゅんって呼びたいん？ )

( ……え？なに、急に。笑 )

( ええから！正直に言うて？ )

( 呼びたくない )

( ！ )

( じゅんじゅんって、なに？笑 )

( ！！！ )





【結論】俺の勘違いだったらしい…





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▼→←▽ ( END )

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