Never Been In Love ページ17
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新学期が始まって天気の悪い日が続いたが、Aは新しい教科書に日々書き込みを増やしながら4年生を満喫していた。
新しい時間割をハーマイオニーと眺めながら、朝食を食べ終えて隅のほうでこそこそと話し込む双子とその親友のリー・ジョーダンを見て笑いを漏らす。
｢あの人達、あのくらい真剣に授業を受けたらいいのに｣
Aの視線の先を見たハーマイオニーが呆れながらそう言うと、Aも頷いた。
ハーマイオニーがAにたずねる。
｢本気でやるつもりかしら｣
｢やるでしょうね｣
｢成功すると思ってるの？｣
｢まさか！本人達はヤル気でいるようだけど｣
3大魔法学校対抗試合。ホグワーツ、ダームストラング、ボーバトンのヨーロッパの魔法学校が集結して開かれる試合が開催されると聞いたのは学校に帰ってきたその日のことだった。
｢校長先生が言ってたじゃない。17歳以上じゃないと立候補出来ないって。あのダンブルドアが言うんだからフレッドもジョージもダメよ。誕生日まだだもの｣
｢でもあそこで熱心に何かをしてるわ｣
｢賭けてもいいわよ、絶対に失敗するってね｣
｢ダメよ！私だって失敗する方に賭けるわ｣
くすくす笑いながら2人は、どうやったらダンブルドアを出し抜けるか必死に討議を続けている3人をもう一度見てから授業に向かうために立ち上がる。
夕食の後、談話室でA達は宿題をしていた。正確にはAはロンに教えていた。
すでに自分のを終え、明日の授業で当てられてもいいように予習をしながらロンのスペルミスを教えてあげる。
｢宿題はAに聞くのがいちばんいい。誰かさんに聞くと怒られるからな｣
ロンがチラっとハーマイオニーを見てから、向けられた静かな怒りの微笑みに肩をすくませる。
全員が宿題を終えるとハリーとハーマイオニーがチェスを始めたので、Aとロンはそれを眺めながら10月にやって来る他の魔法学校のことを話し始めた。
｢ダームストラングとボーバトンかぁ｣
｢ダームストラングは闇の魔術を教えてるのよね｣
｢きっとマトモな奴はいないだろうな｣
｢俺達もお喋りにいれろよ！｣
ロンが顔をしかめたところで、ソファの背後からユニゾンが降ってくる。
ロンの隣にジョージが、Aの隣にフレッドが座ったところでAが聞いた。
｢それで？あなた達は本当に立候補するの？｣
｢当たり前だろ！賞金1千ガリオンだぜ？｣
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トオ(プロフ) - 更新有難うございます…！次も楽しみです❕ (2022年9月28日 10時) (
レス) @page50 id: 140729f59d (このIDを非表示/違反報告)
しらたまコ(プロフ) - みらんさん» 更新してからお返事しようと決めていましたが、大分遅くなってしまいました。ダンスパーティーまでまだありますが引き続き頑張りたいと思います。コメントありがとうございます!! (2022年9月18日 22時) (レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
しらたまコ(プロフ) - とうふさん» お返事がとても遅くなってしまいすみません。更新はするつもりでいます！どうかもう少しお待ち頂ければと思います…！応援のお言葉ありがとうございます!! (2022年8月21日 0時) (レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
みらん - ダンスパーティーのところ楽しみにしてたので残念です。更新待ってます💪💪 (2022年8月13日 0時) (レス) @page41 id: e061b386f2 (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - もう更新はないのでしょうか？？ 更新楽しみにしています…！！ (2022年7月21日 0時) (レス) @page41 id: 2c85f96aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたまコ | 作成日時：2022年2月12日 0時
