17歳迅、ブラコンですが何か！？【WT】 (ページ2)

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兄と妹ページ2

『でさ、急に目の前で門開いて！！近くにいた人達宥めるの大変だったんだよ〜』

宇「でもそれで遅刻の言い訳が出来たんでしょ？？」

『それはそれ、これはこれ！！ていうか何だったんだろ、あの門。警戒区域外に出始めたら市民からの言及やばそうだけどね〜』

宇「確かに…てもほんと、Aがすぐそこにいてくれて良かったよ〜！」

『フフンッ Aさんにかかればあんなの一瞬だよ！！』

ギィッ『…あ！！』

宇「ん？あ、迅さんの靴だ！」

『お兄ちゃーーーん！！！！』

迅「お、帰ったか。おかえり、2人とも」

『もう、全然帰ってこないから心配したんだよ！！』

迅「ごめんごめん、急用が多くてな〜防衛任務なんだろ？おれもまた出るから途中まで一緒に行こう。最近何があったか教えてくれ」ポンッ

パアッ『うん…！！』

小「あんたホント迅のこと好きね。兄離れしなさいよ、毎日「お兄ちゃん話」聞かされるクラスメイトが可哀想」

『なんだとぅ！？歌歩も奈良坂もちゃーんと聞いてくれるし！！』

陽「Aちゃん、今日のごはんはカレーだぞ」

小「！そうよ、あんた早く出なきゃいけないんだから手洗って来なさい！！」

『いえーい！桐絵特性カレー！！』

迅「……最近、どうだった？」

小「そんなに気になるなら本人に聞くかちゃんと帰って来なさいよ。寂しそうだったわよ、ずっと」

迅「…だよなぁ……」

迅「事故にあっても無傷な中学生？？」

『そう！凄くない！？絶対あの子肌強化みたいなサイドエフェクト持ってるよ！！！』

迅「…ふむ」(確かに何個かAの未来に中学生がいるな)

『お兄ちゃん、どうしたの？』

迅「あぁ、何でもないよ。ほら、今日は鈴鳴と防衛任務だろ？頑張れよ」

『うん、任せて！！お兄ちゃんもちゃんと帰って来てね〜！！』

迅「分かったよ。……今度、前行きたいって言ってたカフェでも着いていこうか」

『！！やった…！！！楽しみにしてる！！オシャレしていくね、お兄ちゃんもちゃんと私服で来てよ！！』

迅「いや、カップルか？？まぁ良いけど…休みが合ったら行こう。その日はAに一日付き合うよ」

『わーい！！！！』

お兄ちゃんとお出かけ〜…♪

『…！』バッ

迅「！どうした？？」

『……誰かに見られてた。でも、もう消えたみたい。お兄ちゃん気をつけてね』

迅「…Aの方が気をつけろよ」

『うん！』ニコッ