5人で… 【Ryuto.S】

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作間side









俺が見学をした次の日から皆が俺のことを気にかけるようになった








皆は俺に気づかれないようにしているかもしれないけど話を聞いちゃったからよく分かる








いつもは俺が一人でフリ確認してても気にせず自分のことに取り組んでるのに皆からの視線を感じる








正直やりずらい








自分のことに時間を割いてほしいのに…








振り付け師「よし、ちょっと休憩」








そう言われ皆がソファーに向かう








いつもならみんなと一緒にしゃべったりお菓子食べたりして休憩するけどそんな気分になれない








そう思いそっと稽古場から出る









.









誰からの視線を感じることがなくなりやっと落ち着ける








はぁ、どーしたら皆普通になるかな








俺のことが気になって稽古に集中出来なくて、中途半端になるのは絶対に嫌だ








あぁ、もうどーしたら…








深く考え込んでいると








ズキッ、、、、








頭に大きな痛みが走った
痛さに耐えきれずその場にうずくまる








作間「うっ、、、はぁはぁ、、」









今までに頭痛はあったけどこんなに大きな痛みは初めてだ








作間「やっば、、、」








痛すぎて動けない…








でもそろそろ戻らないとまた皆に心配をかけてしまう








優斗「作ちゃーん」








遠くから優斗の声がする
きっと俺を探してるんだろう








ようやく立ち上がりあたかもトイレから出てきたようにする








優斗「あっ作ちゃん、休憩終わりだって」








作間「了解！わざわざありがとう」








優斗「うん、遅かったね。トイレ？」








作間「ちょっと気分転換に外の空気を吸ってきてその後トイレに行ったから遅くなっちゃった」








優斗「そっか」








優斗の反応的に俺の言ってることを信じてないだろう








話題を変えたくて








作間「優斗、さっきのYellow Gold遅れてたよ」








優斗「えっまじ？いやーけろ太鼓とローラーむずくない？」








作間「確かにむずい笑」








優斗「後でみずっくんに聞こ！」








優斗が稽古場のドアを開ける








優斗「ただいまー」








橋本、瑞稀、猪狩「おかえりー」








振り付け師「よし、じゃあ始めるよ。皆ローラー履いて、さっき皆が苦戦してたYellow Goldします」








全員「はい！」








よし、さっきの頭が痛いのが気になるけど集中しよう

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