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side-RM
｢ジンヒョンとジミナが喧嘩してたんだよ｣
｢喧嘩？あの2人がか？｣
｢そうなんだよ、しかもその喧嘩の内容、｣
｢が、Aヒョンのことってことか｣
｢そうみたい、わかんないよ！？わかんないけど、｣
｢ホバがそう言うってことは勘とかじゃないってことだろ？｣
｢う、うん、まぁ、大切な話みたいで｣
｢Aヒョンの怪我、もしかして結構重症なんじゃ、｣
｢ナムジュナァ、やめてよ、そんな縁起でもない、、｣
｢でも喧嘩するってなったらそのぐらいしか思い浮かばないぞ｣
俺が言った意見と同意見なのかホバは下を向いて口を噤んだ。
想像よりも深刻な内容に脳が動かない。
というか動かしたくないというのが素直な感想だった。
｢で、でも！まだわかんないよ！
たまたま通り過ぎた時に声が聞こえただけだし、内容全部聞き取れた訳でもないから、！｣
気まずそうに目線を逸らすホバを見ながら、俺はスマホをとる。
｢ナ、ナムジュナ？｣
｢いや、マネヒョンに確認した方が早いと思ってさ、｣
スマホのロックを解除し、マネヒョンの電話番号を探す。
いつも連絡をとっているおかげで探すのに時間はかからなかった。
意を決して電話をかけようとした、、その時、
｢ナ、！ナムジュナ！｣
｢ん？どうした？｣
｢や、やっぱりやめない？マネヒョンに確認するの、｣
｢なんでだ？Aヒョンのことは知った方がいいと思うんだが、｣
｢そ、そうだけど！もし、本当に僕の予想が当たってたとしたら？
僕、そんなの耐えられる自信ないよ、｣
ホバの言葉を聞いてはっとした。
たしかに今、Aヒョンの怪我が重症と知ってこれから先、俺らは、いや俺は、笑ってられるだろうか。
明日はライブ代わりの配信がある。
そこで俺はARMYたちに笑顔を届けなければならない。
もし
"想像以上の怪我を負っている"
んだとしたら、？
"その怪我が防弾少年団を脱退しなければならないほどの怪我"
だったとしたら、？？
笑顔なんて作れるわけがない。
そう考えた俺はスマホを閉じた。
｢でもさ、ホバ｣
｢なに？｣
｢俺たちにAヒョンの情報が回ってこない時点でやっぱり何かあるぞ｣
｢ナ、ナムジュナァ、、｣
｢考えたくはないが、万が一のことを考慮しとく必要がありそうだ｣
この言葉を最後に静かさをに取り戻した俺の部屋は、いつの間にか息苦しい空間に変わっていた。
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あすの(プロフ) - 更新頑張ってください‼︎応援してます (2022年12月28日 15時) (
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作者名：しろはた。 | 作成日時：2022年12月17日 2時
