Sweet And Bitter Days (ページ42)

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吹き出した紅茶ページ42

you

RW「Aってどんな人がタイプなの？」

「‥へ？」

いつまでも笑っている私を怒ってたかと思えば、急によく分からない質問をしてきたリョウク。

韓国語を聞き間違えたのかと思うほど、突拍子もない質問だった。

RW「好きな人のタイプだよ。例えば面白い人とかさぁ！」

「ああっ！」

そういうことね。

「んー‥そうだな、ドンへが納得するような人かな？」

昨日のドンへのお説教を思い出しながら、ついそんなことを思った。

RW「何でヒョンが納得するような人なの？」

リョウクが疑問に思うのは至極当然のことで

「ほら、私も良い年だし次付き合う人と結婚までいけたら良いなー‥とか思う訳で。そうなると、ドンへが納得するような人じゃないと無理かもと思って。」

そう説明する私の言葉によく分からないという顔で眉をひそめた。

RW「ドンへヒョンはAの父親的ポジションてこと？」

「あー！そうそう！そんな感じ！昨日もね、ドンへにお説教されてさぁ‥。」

昨日の話をリョウクに聞いてもらおうと思ったのに話し出した私に″あー本当？″と流すリョウク。

絶対聞いてないよね？

それでもリョウクに共感して欲しくて負けじと話を続ける。

「知らない人に声かけるなとか、俺が帰ったらすぐ家の鍵かけろとか‥心配性なんだよ。」

RW「ドンへヒョンて昔からそんな感じだったの？」

「うん。そうだよ？」

RW「ふーん‥‥。」

何かを考えるようにジッとティーカップに目を向けるリョウク。

これ以上は話を聞いてもらえない気がしてティーカップに口を付けた。

と、

RW「もしかして、昔ドンへヒョンとAって両思いだった？」

なんて聞いてくるから、口に含んだ紅茶を噴いてしまった。