Sweet And Bitter Days (ページ41)

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タイプページ41

RW

Aの笑いのツボが浅いせいか、笑ってばかりでなかなか進まない日本語の勉強も、2時間もするとなんとか形になった。

カンペを作る横で相変わらず笑っているAに一喝した後ずっと聞きたかったことを聞いてみる。

RW「Aってどんな人がタイプなの？」

「‥へ？」

例えばこれで面白い人だったら、ヒョクヒョンを心置きなく応援出来るんだけど‥。

もし、イケメンとかだったら‥ヒョクヒョンも攻め方を変えないといけない。

いや、もしかしたら今のうちにAを好きにならないように言った方が良いかも知れない。

どっちにしろ、それらはAの答えにかかってるわけで‥

RW「好きな人のタイプだよ。例えば面白い人とかさぁ！」

少し誘導尋問っぽいかなと思いつつ、Aの答えを待つ。

「ああっ！んー‥そうだな、ドンへが納得するような人かな？」

‥‥‥ん？

えっ？何でドンへヒョンが納得する人？

僕の誘導尋問はまるっきり意味がなかったし。

ドンへヒョンの幼なじみのわりには普通だなと思っていたけど、やっぱりAも少し変わっているかも知れない。

それともドンへヒョンとAの関係が特殊とか？

RW「何でヒョンが納得するような人なの？」

「ほら、私も良い年だし次付き合う人と結婚までいけたら良いなー‥とか思う訳で。そうなると、ドンへが納得するような人じゃないと無理かもと思って。」

えっと‥それって‥

RW「ドンへヒョンはAの父親的ポジションてこと？」

「あー！そうそう！そんな感じ！」

昨日もね、説教されて‥と言葉を続けるAに、やっぱり昨日僕がヒョクヒョンに言ったことは間違ってなかったと確信した。

ドンへヒョンが納得する人。

ヒョクヒョンなら楽々クリアーじゃないか！

これなら、ヒョクヒョンの背中を堂々と押せると心が軽くなった。